ウィルスミス平手打ち賛否!日米の違い温度差、暴力・家族愛など価値観
「第94回アカデミー賞」でのウィル・スミスの振る舞いが、世界中で物議を醸している。
日本時間の3月28日、ロサンゼルスで開催されたアカデミー賞の壇上で、俳優ウィル・スミスが、妻ジェイダをネタにしたジョークに激怒し、コメディアンのクリス・ロックの頬を平手打ちした。
その後もウィルの怒りは収まらず、Fワード(放送禁止用語)連発で怒鳴りつけ、テレビ中継の音声が中断する事態なってしまった。
ウィル・スミスのこの言動について、日本とアメリカでは反応に温度差があります。
アメリカ人が騒動を知った時、このウイルスミスの行動は「相当にダメ」だという立場が多いです。
もちろん人の見た目を笑いにするクリス・ロックも決して褒められたものではない。
しかし、それを差し引いたとしても、身体的および言葉の暴力は、いかなる状況であっても決して許されることではない。
ウィル・スミスが暴力に至った経緯とその気持ちは理解出来るとしても暴力はいけない。
クリスロックの言葉の暴力に対して、アカデミー賞の会場以外の別の場所で抗議するほうが建設でした。
ウィル・スミスは影響力ある有名人、かつ、世界中の子供達や映画ファンに見本となる行為を示す存在感あるのに、行き過ぎた行為をしてしまった。
その一方で、日本では最初の加害者であるクリスを非難して、ウィルを擁護する声が目立つ。
日本ではSNSを中心に、ウィルの言動に一定の理解を示す声が多く上がっている。
これは考え方がどちらが正しく進んでいて、どちらが悪く遅れているときめつけるべきはありません。ものではない。
単に価値基準をどこに置くかということ。
身体的な加害行為を悪するのが欧米的な思想だとすると、一方で、精神的な加害行為にも罪だと認め、他人のために立ち上がった行為に理解を示すのが日本的な思想です。
これに関してどちらが正しいと言えるものではないという意見もあります。
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