ワクチン接種者が感染拡大!アメリカ新規感染者激増の裏情報
あるジャーナリストの記事が話題になっています。
「ワクチン大国」のアメリカで感染が再拡大しているという内容です。
感染の再拡大は継続中で、アメリカの1日の新規感染者数(7日間平均)は14万件超。
まもなく、1日20万件という昨冬以来の感染件数に達するかも」という声もあります。
増加の原因としては、大きく分けて2つ。
一つは、感染力が強いデルタ株の感染拡大!
もう一つは、自粛の緩和による人々の活動の活発化です。
この2点が指摘されていますが、
いま懸念されているのは、デルタ株の感染拡大とともに、ワクチン接種を済ませていても再び感染するブレイクスルー感染の報告が増加していることです。
世界でもワクチン接種が多いアメリカで、新規感染者が急増している現実が大問題です。
この直面している状況は、数字から明らかです。
CDC(アメリカ疾病対策センター)の発表によると、カリフォルニア州ロサンゼルスの場合、7月1日から16日の間での新規感染件数は1万3598件。
そのうち、約26%に当たる3592件がブレイクスルー感染でした。
90%以上の感染がデルタ株に置き換わった7月終わりには、その割合は30%にまで高まった。
ブレイクスルー感染は稀にしか起きないと言われてきました。
しかし、これらの数字を見ると、本当に稀なのかという疑問が生じます。
ワクチンを頼みにするだけでは、もはや感染予防できなくなっている状況がアメリカで生じている。
このような結論を突きつけられていると思います。
そのように考えを改めなければ、有効な感染対策を見いだせないからです。
そもそもワクチン接種はあくまで重症化を防ぐために行います。
感染者数という検知しやすい数字ではなく、ブレイクスルー感染の中で重症者の割合をどれほどなのか教えて欲しいです。
もし重症者が少ないならば、ワクチンは有効だということです。
重症者の割合が少ないので、感染者数のみでワクチン限界説を唱えるのは時期尚早だと感じます。
ワクチン接種しても感染はします。
ワクチンは感染したときの症状の軽減だと考えるほうが良いです。
『ワクチンを打てば感染しない』という勘違いが危ないです。
ワクチンを打っても感染して感染拡大する可能性があるのだから、ワクチンパスポートさえあれば行動制限を解除してはいかねいと思います。
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