ポパラッチがZ世代に評判高い理由!編集加工できないしゃインスタとの違い
2021年5月末に、今までとは価値観が違う写真SNS系アプリがApp Storeのランキングで全米1位を獲得しました。
海外だけでなく日本国内でも話題になっています。
そのSNSの名前は「Poparazzi(ポパラッチ)」。
これまでの写真SNS系のアプリと違うのは、「自分のタイムラインに、自分で投稿できない」という画期的なサービスです。
ポパラッチの特徴はというと、
第一に、友人がまるでパパラッチの感覚で相手を撮影します。
第二に、撮影した写真を「Pop」(撮影した写真にタグ付け)します。
その結果、相手のタイムラインに、タグ付けされた相手の写真が並んでいくというものです。
要するに、「友人があなたをパパラッチした写真だけ」がタイムラインに並ぶ、新感覚のSNSです。
パパラッチされた写真が、相手のタイムラインに自動的に投稿されることはありません。
タイムラインに投稿可能な友人を、相手が承認する必要があります。
投稿された写真へのリアクションは、絵文字を使います。
わざとらしくコメント機能を使えないので、誹謗中傷や荒らし行為を防げることができます。
写真SNS系で人気のアプリといえば、「Instagram(インスタグラム)」が代表に上げられます。
インスタのタイムラインには、フィルタで加工されすぎた写真がアップされています。
時には、加工しまくった投稿写真は、利用者たちにプレッシャーや負担を与えているそうです。
「自然の自分を友人に撮ってもらう」というPoparazziのモデルは、Z世代をターゲットにした新しいブームになりそうです。
アプリ名が示している通り、撮影された人の承認欲求を満たします。
自分で編集加工できないので、結果的にありのままの自分を載せることになります。
他者の真実と正確なありのままの姿を見れるということで、もしかしたら精神的に安定する効果を得られるのかもしれません。
“承認欲求を満たす”という根底は、基本的に他のSNSと大差無いという感覚を持つ人も多いでしょう。
また、Z世代より上の年齢層が熱中しにくいのもわかります。
20代後半くらいからは他人に撮影された写メを見比べたり見定めたりで仲間内で盛り上がる・・・少し痛々しい雰囲気だと感じます。
この記事へのコメントはこちら