ワクチン打ちたくない理由と副作用の接種したくない意見
新型コロナウイルスのワクチンを「接種したくない」という人がいます。
国立精神・神経医療研究センターなどのグループが大規模なアンケート調査を行ったところ「接種したくない」と回答した人が11%に上ることが分かりました。
国立精神・神経医療研究センターなどのグループは2020年2月、インターネットを通じてワクチン接種に関するアンケートを行い、全国の15歳から79歳までの2万3000人余りから得ました。
その結果、ワクチン接種に対する回答について、
「接種したい」は35.9%、
「様子を見てから接種したい」が52.8%、
「接種したくない」が11.3%。
年代ごとに「接種したくない」と回答した人の割合を調べたところ、15歳から39歳までの若い世代ではおよそ15%だったのに対し、65歳から79歳までの高齢者ではおよそ6%で、若い世代のほうが2倍以上多かったということです。
また、接種したくない理由については、複数回答で、「副反応が怖い」「効果があると思わない」などとなりました。
副反応を恐れる声が多いのもわからないわけでは有りません。
20代や30代に発熱などの副反応が強めに出るのはデータも出ている。
それでも、感染が強いデルタ株は重症が早く、30代以下でも感染者が増えている。
後遺症についても、嗅覚がおかしくなったり、倦怠感や脱力感が抜けないなど、いろいろ不安になる。
リスクを考えると、有効性90%を超えるmRNAワクチンを摂取すれば、本人も身内も安心できると思います。
ワクチンによる副反応の多くが軽症です。
ほとんどが1日から2日で終わるケースが大半です。
頭痛や発熱などで、薬を飲んで寝込まなければならないというような重い副反応は2-3%程度と報告されています。
また、そのような副反応にも市販の解熱鎮痛薬を利用できます。
薬の効果ですぐに回復することもできます。
コロナに感染する場合、軽症でも2週間程度つらい時期が続きます。一方で、ワクチンの副反応は辛くても通常2-3日の限定されます。
ワクチンの効果は長いと期待できるし、時間とともに効果が弱くなっていきます。
ただし、一年以上は有効であることを示唆する研究が複数出てきています。
すでに30億回接種されたワクチンです。早い人ではすでに約半年から1年が経過しています。
「様子見が必要」な時期はすでに過ぎたようにも思います。
接種の順番がまわってきたら、前向きに検討してみる価値がありそうです。
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