ヤリスVSフィット!フィット負けた理由

   2021/06/01

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トヨタ・ヤリスは販売実績が好調だったとき、元気がないのがライバルのフィットでした。

2020年2月の販売実績は、ヤリス・シリーズ全体では2万559台。

その中で、ヤリス・ハッチバックが9950台を登録されていた。

その一方で、フィットはそれほど追いついていなくて差が目立っていた。

フィットは視認性が良くて安全性も高くいい車です。

室内広くて、荷物も多く乗るし、窓も大きく解放感もあるのに勿体ない。

極細のAピラーは見やすい視界を確保してくれます。

ストローク感ある座り心地が快適なシートもいいです。

布張りの凝った仕立てのダッシュボードを組みあわせた開放感のあるインテリア。

フィットはエンジンが4気筒なので、3気筒のヤリスに比べて質感がある。

フィットは一体どこでヤリスとの差がついたというのだろうか。

それを探るために、まずはヤリスとフィットの長所と短所に注目してみよう。

ヤリスの特筆すべき長所は、燃費である。

ガソリン車は19.6-21.6km/L、ハイブリッド車になると35.4-36.0km/Lという優れた燃費(FFモデルのWLTCモード値)を誇る。

しかも、ハイブリッドモデルでの高速巡行では平均燃費40km/L超えを実現するなど、カタログ値だけではなく実燃費もいいことに驚かされる。

ライバルにとっては脅威としかいいようのない実力だし、数字という形でわかりやすいからユーザーへ伝わりやすい。

短所は、後席や荷室が広くないことだろう。とくに後席の閉塞感は、ファミリーカーとして最適とはいい難い。

フィットの最大の敗因は「柴犬みたいなデザイン」「女性やファミリー層に媚びを売ったデザインにしたつもりだったなら完全に読み違い」という意見があります。

車好き女子はかわいい車は確かに求めてないし、SUVとか乗ってる。

可愛いデザインの車が女性受けが良いと思われがちだが、女性はそれほど可愛いデザインの車を求めているとは限らない。

車のデザインにそれほど興味ないなら、コスパ重視でしょう。

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