企業がプラットフォームを離脱続出!本質的な理由を追求
プラットフォームに参加していた事業者が離脱するケースが相次いでいる。
プラットフォームから参加事業者が離脱していく本質的な理由はどこにあるのでしょうか?
プラットフォーム取引では、事業者が顧客のプロファイルや行動、顧客による自社の製品・サービスの使用状況、使用にあたっての感想についてのデータ収集することはできません。
これらの顧客データベースに基づいて顧客に個別プロモーションを行うことができなくなってしまいます。
顧客自身の情報のみならず、プラットフォームに参加する事業者が提供する製品やサービスの使用に関するデータや顧客からのフィードバックは、プラットフォーマーに独占されてしまいます。
プラットフォームを使うことでマージンを取られるのは、企業としては面白くないので自社ECサイトを構築するようになる。
一方で、「顧客データの収集」は顧客側からすれば好ましくないと思います。
限られたプラットフォームで購入すれば、顧客は自分のデータがそのプラットフォームにとどまると思います。
様々なプラットフォームで住所や氏名、カード番号などを登録すると、自分のデータが漏洩する恐れを危惧するのも当然でしょう。
各方面から勧誘メールが送付されるのは本当に面倒です。
プラットフォーム側も店舗メーカーとしても本当の意味で本質が問われている。
顧客はメリットのある所で購入します。
商品に何かしたこだわりなどがあるのなら直営で買うでしょうし、差別化が目立たない商品ですとやはり集客力のあるコンテンツで販売することになるでしょう。
メーカーは自社商品にどれほど認知度と集客力あるのか判断を誤ると大きな損失になるでしょう。
一方で、プラットフォーマーは直営より価値を提供できれば離脱されにくいということです。
しかしながら、この点でも勝ち組負け組に分かれるといわれています。
たとえば、楽天は厳しいという意見もあります。
出店するにはそこそこのシステム的な利点があるとしても、ユーザ側は本当にアカウント発行、カード、ポイント程度と限定されています。
本当に欲しい商品が直営で販売されると直営に殺到する可能性が高いです。
これに対して、Amazonはprim会員の優遇がとても便利だと思います。
最速で配送してもらえたり、試着返送無料、食品類も食べたい時にスグに新鮮なまま届きます。
保証書を処分してしまった初期不良品でも全額返金してもらえるケースもあります。
他にもいろいろ特典サービスがあるので、実店舗でさえ相手にしてくれなかった場合でも対処してもらえています。
顧客満足度が高いとなると、特別な理由が無ければAmazonで買うほうが安全だと感じる利用者が増えています。
prime対象商品に関しては手厚いというのを忘れないことが大切です。
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