アマゾンが自動運転に参入!ズークス(Zoox)買収で自動配送に期待
ネット通販のアマゾンが自律走行車の開発を手がけるズークス(Zoox)の買収に合意したことを発表した。
Uberやウェイモといった競合ひしめく業界へのアマゾンの本格参入は、遅々として進まない自律走行車の開発を加速させ、そして「移動の世界のアマゾン」の座をアマゾンに明け渡すことになるのか。
Uberのダラ・コスロシャヒ最高経営責任者(CEO)は、Uberが「移動のアマゾン」を目指しているのだと言う。
アマゾンもまた「移動のアマゾン」を目指しているという事実だった。
ズークスは2014年の創業以来、技術力と秘密主義、とてつもない野心で知られてきた。
競合するアルファベット傘下のウェイモは自動運転技術に特化し、クルマづくりはデトロイトの企業に任せている。
ズークスは、自動運転タクシーを早期から設計して配車サーヴィスまで運営する計画にこだわり続けてきた。
そして18年になってズークスは試作車の第1号を発表し、控えめな見た目のSUV「トヨタ ハイランダー」をサンフランシスコで走らせてソフトウェアをテストしながら、都会における道路の扱いを学習させている。
アマゾンは今回のプレスリリースで、自動運転分野でのズークスの大胆な目標をあきらめるつもりはないとしている。
ズークスの買収により、自律走行車による配車サーヴィスの実現に貢献しますとの一文が記されていた。
アマゾンのグローバル・コンシューマー部門CEOのジェフ・ウィルケは、「ズークスは自律走行車による世界最高の配車サーヴィス体験を構想し、発明し、設計すべく取り組んでいます」とコメントしている。
新型コロナ感染症で事業拡大を迎えたAmazonの動きは素早くて驚きます。
Rivian資本傘下に続きZooxを買収し、2,000億円近い資金を出してしまった。
自動運転MaaSの広がりを捉える事業展開だ。
これでハード、ソフト、オペレーターを押えることが可能。
ロボタクシーはやや展開が期待以下だが、新型コロナ感染症を契機に自動運転トラックは無人配送ロボット市場は有望です。
ただでさえ不利な戦いの中で、伝統的な自動車産業はコロナで数十兆円のキャッシュフローが消滅してしまった。
旧来の自動車産業への最大の脅威は引き続きテスラでしょう。
トヨタの時価総額を超えたというニュースもありましたし、GAFAは自動運転技術を開発したとしても自動車作れないでしょう。
いずれにしても、自動運転タクシーの展開から想像出来るのは、都市部での拡がりを期待しています。
Amazonは参入する全ての市場において圧倒的なシェアを取りにいきます。
自動運転のところは物流センターから配送まで全部自動化できればますますAmazom最強になる。
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