東京で梅毒の無料検査所と即日結果の設置理由と感染者急増の背景
東京都は、梅毒の感染数が過去最多となるなど急増している。
そこで、2023年3月、無料検査を行うと発表して話題になりました。
東京都によると、2022年1年間で梅毒の感染数は3,677件。1999年の調査開始以来、過去最多だという。
ただし、この数字は報告されたものなので、報告していない感染者数は想像もできないほど多いかも知れません。
特出すているのは、報告ベースでは女性の感染者は、近年の10年で約40倍も急増となり、その大半は20代が占めている。
このような非常事態に近い状況になり、東京都は、検査当日に結果がわかる無料検査所を4カ所に日毎に設置すると発表した。
検査には事前予約が必要で、氏名や住所などは必要ないとして、戸籍上の性別にはとらわれないという。
梅毒は感染しても症状が消えるが、長期潜伏して将来に神経や血管などに合併症を起こしてくる。
また感染したいて妊娠すれば胎児にも何かしら影響を及ぼす可能性があります。
潜伏時期に梅毒を見つけるためには検査を受けるしかない。
血液検査によって感染しているか、感染していたかのがある程度わかる。
ただし感染初期では検査はひっかからないこともある点は注意が必要だ。
リスクのある性行為があった場合には、HIVの検査もしとくほうが賢明だと言われています。
梅毒はペニシリンにより治療が可能です。
筋肉注射を打つことで治療できる薬も日本でも使えるようになっている。
早期診断を受けるべきです。
梅毒は何度も感染しうるため予防も大切である。
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