オンキョー自己破産の裏側と真相!子会社のオンキヨーマーケティングとオンキヨーサウンド既に破産してた背景
オンキヨーホームエンターテイメント(株)は、2022年5月13日に大阪地裁へ自己破産を申請し、破産手続き開始決定を受けた。
国産オーディオメーカーもだいぶ数が減ってしまいました。
時代が進むにつれて重厚な機器は減りつつあリます。
ドルビーデジタルが出現した時にはホームシアターを中心に一時的に盛り返した感がありました。
ドルビーTrue HD、DTS-HD登場時にもう巻き返したように感じましたが残念な結果になりました。
JASDAQ上場廃止後は、ホーム AV 事業を譲渡したり様々な改善として、主要な事業や資産の譲渡による再建を図っていた。
しかし、困難な資金繰りを強いられていて、国内販売事業やOEM事業も子会社二社が資金難により2022年2月に事業を停止した。
3月28日に大阪地裁より破産手続き開始決定を受けていた。
そのようななか、ホームAV 事業譲渡に伴う手数料収入を獲得して事業を継続してきたが、資金繰りの悪化がひどくなっていた。
最終的に、オンキヨーホームエンターテイメント(株)は、2022年5月13日に大阪地裁へ自己破産を申請して、破産手続き開始決定を受ける措置となった。
負債は約31億5160万11円。
債権者数は約500名。
規模を小さくして高級オーディオに特化し、デジタルのディスクプレーヤーをやめれば、アンプやスピーカーなら世界で勝負できる技術者が活躍するでしょう。
音楽を聴く方法が多様化していて、良い音を追求するオーディオファンは少数派になっています。
時代の流れや技術の向上で安くてもそこそこ良い音で音楽を再生できる。
スマホとイヤホンがあればかなり満足しやすくなってきました。
しかし、面倒でも旧来のオーディオにはスマホでは決して再生できない迫力や臨場感のある音を楽しめた。
デジタル化が進んだことで、音響機器のあり方や音楽の聴き方が変化してきた結果だと言えるでしょう。
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