サンリオ赤字転落!ピューロランド、キャラライセンスなど苦戦
サンリオが経営状態で悪化しているとの声もあります。
新型コロナの影響がありながら、過去にない営業赤字を出してしまった!と辻朋邦社長が2021年5月25日のオンライン説明会で語りました。
2021年3月期のサンリオは売上高が410億円(前期比25%減)、
営業損益は32.8億円の赤字(前期は21億円の黒字)、
当期純利益は39.6億円の赤字となり、最終赤字転落は12期ぶりとのこと。
国内はキャラクターライセンスで企業などに使用を認めて使用料による利益を取ってきました。
マスクなどの商品を伸ばしたのが目立ちました。
しかし、訪日客向けや観光関連はコロナで大きく減益となって苦戦している。
物販も店舗休業に加え、学童関連やギフト需要が落ち込んでいる。
また、ピューロランド大幅な損失が顕著です。
屋内型テーマパーク「サンリオピューロランド」(東京・多摩市)は2020年2月から7月半ばまで臨時休園を余儀なくされ、営業再開後も入場制限が売上減になっている。
臨時休園で13.7億円の特別損失を計上しているほど苦境です。
海外も新製品のプロモーションやイベント開催が困難になっています。
稼ぎ頭の中国など、全般的に売上高、利益を落とした。
2022年3月期は売上高491億円、営業損益は7億円の赤字を計画する。
国内では、テーマパークは入場制限が残るものの、休園はなく収支均衡圏まで改善を見込む。
ライセンス、物販とも後半にかけて回復する。
海外はアジアや欧州は苦戦が続く一方、アメリカはコスト削減で赤字を縮小する。
また、物流センターの売却特益を計上し、最終益は21億円の黒字に浮上する見通しです。
配当も年間16円に復配となる。
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