経産省の産業政策に期待!成長産業の大型投資を集める環境整備
経済産業省は新たな産業政策の柱をまとめる方針です。
デジタル化やバイオテクノロジーなど成長分野への大規模な投資を募っています。
日本はスタートアップエコシステムに関しては、世界に遅れをとっている。
バイオ領域では基礎研究では世界トップレベルの水準を誇ります。
研究から事業化への促進の優先度を上げることは重要です。
バイオベンチャーの成功企業は海外から投資を呼び込んでいますが、大物投資家が日本に投資しやすい環境を整えることが必要です。
2030年には2020年との比較で1.5倍にあたる年間172兆円の投資目標にしている。
経済産業省は「経済産業政策の新機軸」をテーマにして新たな産業政策の基本を構築していく。
停滞している成長投資を日本以外の先進国を超えるほど拡大し、2030年には2020年との比較で1.5倍にあたる年間172兆円の投資目標をかかげることがわかりました。
具体的には人材育成、技術開発支援や他の分野で実践しながら、半導体やバイオテクノロジーを活用したものづくり大国に返り咲くために官民一体となる。
およそ年間3兆円の投資を行っていくとし期待されています。
また、今までにない新たな改革となるビジネスを創造するスタートアップ企業をどんどん増やしていく。
起業家の発掘プログラムを率先しています。
創業時に個人保証なくても融資を受けられるようにしています。
それにともない、税務や法的な相談など環境整備を行っています。
働き方改革や雇用創出について、2030年までに数々の改革を行う予定です。
企業が社員の副業や兼業を認めるように支援します。
本業で自律的に仕事を決めてスキルを磨き、自律的に働ける環境作りも期待しています。
海外からの経営管理の即戦力となる人材をいまの倍以上の20万人に増員していく。
各国も成長に向けて積極投資を続けるなか、引き続き厳しい競争環境が続きそうです。
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