アマゾンがMGM買収終了!85億ドルでコンテンツ充実、規制当局が同意
米アマゾン・ドット・コムは2022年3月17日、映画制作会社メトロ・ゴールドウィン・メイヤー(MGM)の買収を完了したと発表し、業界内外に衝撃を与えた。
買収額は85億ドル(約1兆円)。
この買収で手に入れたコンテンツは合計2.5万時間相当となり、単純計算で4000万円/時間。
2017年に合意したホールフーズ・マーケット買収以来の大型買収となり、規制当局の同意を獲得した。
欧州連合(EU)の規制当局は、市場競争の問題はないとしてMGMの買収プロジェクトを承認した。
米国では、連邦取引委員会(FTC)が措置を講じることなく審査期限が経過した。
FTC委員の過半数が買収を阻止するための審判に同意するならば、同委員会はいつまでも阻止する権限を有する。
動画サブスクの競争が激しくなるほど、ファンに評価高いコンテンツから高騰しがちです。
アマゾンは2021年5月、「プライム」会員特典の中に取り組まれている動画ストリーミングサービス向上として、コンテンツ拡大するためにMGM買収の合意にこぎつけた。
MGMはスパイ映画「007」シリーズなどを手掛けており、アマゾンは今回の買収で合計2万5000時間相当のコンテンツを手中に収める。
Amazonプライムで007シリーズが見放題となり、ファンにとっては評判高いです。
アマゾンプライムビデオのコンテンツが増えれば、Netflixなどを突き放すかもしれません。
Amazonはプライムビデオのコンテンツの量と質を増やし続けて、会員数と会員単価を伸ばしたいと想定されます。
コンテンツメーカーを買収して独自コンテンツに組み込んでいくのはわかりやすいです。
今後も他の映画製作会社をどんどん買収する計画もあるかもしれません。
オリジナル作品も評価が高くなっているので、ますます注目を集めています。
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