タリバン復権と首都制圧!アフガン大統領国外脱出でどうなる?

   2021/09/07

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アフガニスタンの反政府武装勢力タリバン政治部門トップのバラダル師は8月15日、首都カブールを制圧したいうとビデオ声明を発表した。

1週間で陥落した予想外に迅速で比類のない勝利だを宣言した。

ガニ大統領は現地時間15日午後6時前にアフガンを脱出し、タジキスタン経由でオマーンに向ったとの報道です。

これを受けて同8時30分タリバン軍が大統領宮殿に入城し、アフガニスタンの全権を掌握。

アフガニスタン・イスラム共和国は滅亡し民主政権は崩壊した。

タリバンはアフガニスタン・イスラム首長国の再興を宣言しました。

2001年の米中枢同時テロ後の米英軍による攻撃で旧タリバン政権が崩壊して以来約20年ぶりの復権となる。

内戦自体は1978年の人民民主党政権に対するムジャヒディンの蜂起から始まっています。

タリバンは2000年末に国土の90%を制圧しました。

しかし、その過程で圧政を繰り返して国際社会から批判殺到し、2001年には同時多発テロの主犯格アルカイダの引き渡しを要求するアメリカの介入を招いた。

その結果、タリバン政府は崩壊しましたが、指導部の大半がパキスタンに逃亡したためにその勢力を維持しつつ再建の機会を狙っていた。

そして20年を経過してアフガニスタン全土を制圧に成功し、カブールに戻って復権したことになりました。

また、タリバンは米軍撤退完了を前に全土で猛攻を続け、大統領府を掌握したことになります。

バイデン政権は駐留米軍撤退を始めて完了計画を遂行中だった。

タリバンの大攻勢を招いたとの批判が高まりですし、アメリカの対応遅れが敗北を意味しているのかもしれません。

さらに、厳格なイスラム教のしきたりを強いて子供や女性の権利を抑圧するなど恐怖政治や人権侵害への不安が広がっている。

昔の過激主義よりは政治的技量が高まっているのを期待する声がありますが、タリバンに執政能力があるのか未知数です。

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