無人ドローン物流の実現?定期航路で瀬戸内海の輸送
かもめやは2020年7月に、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社、国立大学法人香川大学と共に、香川県三豊市と粟島間で、無人ドローンをつかって遠隔診療実施後の処方薬を配送する実証実験を行い話題になりました。
この定期航路を開設することによって、長期定期航路としての運用スタートを意味しています。
ドローンが瀬戸内海を越えて、島の住民に荷物を送付するとは興味深いです。
こうした活動がどんどん進むと、多様なニーズに対応できる可能性を感じます。
輸送に関してドローンを使うことが物流の基本になっていくでしょう。
ドローンの管制体制が必要になってくるのも想定されます。
粟島は、香川県三豊市の詫間港の北西4.5kmの海上に浮かぶ島です。
今回の定期航路では、本土である香川県三豊市と瀬戸内海に浮かぶ離島の粟島の往復約8kmを原則毎日運航する。
午前中に粟島の住民が欲しい商品を注文し、同日午後にドローンが本土を出発し、粟島に着陸する。
粟島に到着した荷物は、島側のスタッフが注文者の自宅まで届ける予定です。
ドローンは粟島着陸後に自動で荷物を切り離し、自動で本土に帰還する。
使用するドローンは、日本各地で多数のドローン物流実績のある「純国産」の産業用ドローンを採用しているそうです。
日本列島は島が多いので、ドローンのこういう使い方は素晴らしいと思います。
ドローンによる物流は、今後日本でも必要となるインフラとなって身近なものになるでしょう。
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