AIで大腸がん発見!見逃し回避で画像解析の医療機器承認へ
国立がん研究センターは、人工知能(AI)を使って大腸の内視鏡画像から早期の大腸がんやがんの手前のポリープを発見することに成功したという報道が話題になりました。
医療機器として承認されたとなると新時代の幕開けだと評判です。
25万枚の画像を徹底学習した結果、熟練医なみの実力を備えたという。
国がんによると、大腸がんになりうるポリープの発見率が1%上がれば、命にかかわる大腸がんが5%減るとされる。
医師が検出する技術がばらつきになると見逃しを減らすために、国がんとNECは共同開発を進めてきました。
画像解析AIを使って診断を補助するソフトウェアの開発を進めてきた。
大腸の内視鏡画像をAIが診断補助する医療機器は、内視鏡メーカーのオリンパスや富士フイルムに次いで三つ目の承認という。
がんの医師らは、約1万2千種類の早期がんやがんになる前のポリープの画像25万枚分をAIに学習させた。
有効性を検証したところ、判断しやすいタイプの病変は95%を正しく検出し、熟練医と同等レベルに達していた。
判断しにくいタイプの病変でも78%を検出した。
人間が認識しにくいタイプの画像をさらに学習させて精度を高めてくれる期待が高まっています。
医師が画像診断してる現場では、医師にはかなりプレッシャーが高いのが現実です。
人間があの画像解析を大量にやっていればミスも起こるということが直観的にわかる。
AIが精度を上げていくのであれば、置き換えていく医療分野でしょう。
人材の使い道という点でも望ましい。
もちろん、正解率の情報開示と、AI診断を望まない人に選択肢を残すなど、様々な多角化が必要となるでしょう。
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