ジョコビッチ失格行為と罰金!線審にボール直撃の危険行為に批判

   2020/09/14

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「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月31日~9月13日/ハードコート)大会7日目のときに衝撃な出来事を目の当たりにした。

第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が、第20シードのパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)との4回戦で、危険行為により失格となる波乱が起きた。

 「ジョコビッチが失格となった行為」とは・・・。誤って線審にボールを打ってしまうというものでした。

第1セット終盤。お互いにキープし合って迎えた第11ゲームで、ジョコビッチはブレークを喫する。

フラストレーションが溜まったジョコビッチは、ボールを背後の壁に向けて打った。

ところが、この打ったボールが、線審の首元を直撃しまいました。

この審判は一時的に呼吸が苦しくなり、身動きさえとれない状態になってしまったという。

これが危険行為として、長い協議の後、ジョコビッチの失格が告げられた。

ジョコビッチはもちろん意図して狙ったわけではなかったが、事情を説明したが一切認められなかった。

この結果、今シーズンの連勝記録も26勝でストップ。

ジョコビッチの敗退により、グランドスラム男子シングルスは、2014年「全米オープン」のマリン・チリッチ(クロアチア)以来、22大会ぶりに新チャンピオンが誕生することが確定した。

大会側はこの後、声明を発表。ジョコビッチは今大会で得たランキングポイントをすべて失い、罰金に加えて賞金も没収されることとなった。

 怒りに任せてラケットを折るとかボールを叩きつけるというのは、全然スポーツマンシップを感じない。

その行為そのものを警告対象とするべきですし、見苦しい。

確かに、トッププロスポーツ選手は、限界以上の力を出してプレイする領域に入っているのもわかります。

怒りの感情を使って限界を超えるプレイしている選手は、その感情を突発的な行動で発散してしまうときもあるでしょう。

理性で人間にむけて攻撃をしないで物に当たっているのでしょう。

しかし今回の場合、怒りに任せているとも思えないです。

ボールを後ろにまわすときに面倒くさいと思ったのかよく見てなかっただけのようにも見える。

今回に限らず、ラケットを折ったり、コートに叩きつけたりとか、オーバーにネガティブな感情を表現してしたりとか、マナーの悪い行為が当たり前になってしまったなら言語道断です。

無防備なラインズマンやボールキッズにとって、ラケットやボールが凶器にもなり得るのがわかりました。

今回の件でジョコはもちろん、全ての選手が自覚する必要があると思いました。

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