ヤフーとLINEが経営統合の戦略!合弁会社名がAホールディングスの詳細

   2020/09/11

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韓国NAVER(ネイバー)の日本子会社LINEと、ヤフーを傘下に持つZホールディングスの経営統合を巡り、LINEとヤフーを支配する企業の名称が「Aホールディングス」に決まった。

ネイバー創業者の李海珍(イ・ヘジン)同社グローバル投資責任者(GIO)が初代会長に就く。

IT業界によると、双方は合弁会社の名称や取締役会の構成などを確定させた。

合弁会社のAホールディングスはネイバーとZホールディングス親会社のソフトバンクが折半出資するジョイントベンチャー(JV)で、Zホールディングスの筆頭株主となる。Zホールディングスの下にLINEとヤフーがそれぞれ子会社としてつながる構造となるそうです。

 Aホールディングスでは李海珍氏が会長を、ソフトバンクの宮内謙社長が代表取締役社長をそれぞれ務める。

Lineは国内に8,000万人を超えるユーザーを抱えている。

豊富なサービスを抱えたYahooの利用者は6,000万人を超えている。

日本の「国民的通信アプリ」のLINEとポータルサイト最大手のヤフーは2019年11月に経営統合を決定した。

統合により、グローバルインターネット産業を主導する米国勢、中国勢に対抗できるのか気になります。

日本経済の中心となっていくグループになりそうですし、GAFAと対抗できのか期待したいです。

 両社はそれぞれの事業領域で相乗効果を追求し、人工知能(AI)、電子商取引、フィンテック、広告など多方面で積極的に事業を広げていく計画にしている。

Aホールディングスは、日本国民をカバーする両者データを駆使して、日本人の属性や行動を巧みに分析できるようになります。

それを元に今後のビジネス展開をより発展させられるほどの土台を形成したのが分かります。

Web上の操作動向や属性データが蓄積してことで、ビッグデータの精度が向上し、価値も高まるのが一般的なマーケティング戦略になっていきます。

ところが、Yahooはメアド数など利用者が多いとはいえ、そのユーザーたちの属性・行動データの収集できる精度があまり良くなかったといわれています。

GoogleやFacebookに対抗できるレベルなのかさえ疑問が残ります。

そこで、DAU、MAUが優秀なLINE利用者を加えることで、ヤフオク、Pay Pay、ZOZOやアスクル等の他に、新ビジネスを展開するときに、日本人の属性・行動を想定する精度が高くなって動けるようになります。

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