ながら運転を厳罰化!違反点数と反則金UP、一発免停と懲役刑の可能性も

   2020/09/10

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スマートフォンなどを使用しながら車を走行させる「ながら運転」が厳罰化されました。
違反点数と反則金を引き上げ、懲役刑も重くするなど改正道交法が施行された。
ドライバーがスマホを操作しながら運転した車による死亡事故が相次ぎ、遺族らが罰則強化を求めていた。
改正法では、運転中の携帯電話での通話や、画面注視の違反「携帯電話使用等(保持)」の点数を今までの1点から3点に重くした。
さらに、通話や注視で交通安全に危険を生じさせる違反「携帯電話使用等(交通の危険)」を2点から6点になりました。
「保持」の反則金は「大型車」は7千円から2万5千円に、「普通車」は6千円から1万8千円。
違反点数6点は前歴ゼロでも免停30日、前歴1回で免停90日、前歴2回以上なら免停1年(状況次第で3年)となります。
携帯電話使用等(交通の危険)」を2点から6点”ということは、「一発免停」ということに等しいわけです。
カーナビは良くて携帯はダメ、というのでは理屈に合わない!という意見もあります。
運転中にスマホ等を使う事の危険性は警察庁の「やめよう!運転中のスマートフォン・携帯電話等使用」などで説明しています。
2018年中に携帯電話使用に伴う交通事故件数は2790件、過去5年間で1.4倍程に増加しています。
カーナビ等を注視している最中の事故も1698件で多いです。
死亡事故率は携帯電話を使用している場合は未使用の場合と比較して2.1倍とのこと。
他方、時速60キロで走行中の自動車が2秒間に進む距離は33.3m。スマホ画面をチラ見するだけでも事故につながる可能性には十分な時間です。
罰則強化で事故が減るのかどうかはまだ不明確です。
しかし、事故で被害を受けたくないので厳罰化しても構わないでしょう。
車だけではなくて、自転車も取り締まってほしいです。
歩きスマホも同様です。ながら自転車には、何度も危ない目にあったことあります。
歩きスマホは、その人たちをよけるために、自分が危険になったこともある。
スーパーの駐車場から見えたのですが、横の道路を通った大型トラックの運転手がスマホをいじりながら運転していたので恐ろしいです。
大型車の運転手は、ながら運転をしているだけで減点とかいうレベルではなくて殺人未遂罪だと感じます。
飲酒運転も厳罰化してからかなり減ったというデータもあります。
ドライバーの中には違反点数を加えられるのを覚悟しないと改善しない運転手が多いので、ながら運転事故については減ると思います。
自転車も同様で、自転車運転しながらスマホいじってる人が前方に注意して運転出来ているわけがない。
しかもスマホいじって自転車乗ってる人はイヤホンしてる人が多いです。
これだけ世の中で歩きスマホが迷惑極まりないのに、どうして歩きスマホの人間が堂々と歩行している世の中に疑問を感じます。

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