VPNって何?テレワーク拡大によるセキュリティ対策と導入目的と理由
「VPNって何?」という利用者が多くて、解説されてもわかる人ってどれくらいいるだろうか。
そもそも専用線のイメージもつかないかと思います。
VPNは「Virtual Private Network」の略で、直訳すると「仮想の専用線」です。
機密性の高い情報をやり取りする際に必要不可欠となっています。
新規の設備投資が不要なため、拠点の新設や統廃合といった場合も低コストで対応することができる。
VPNは安全ではあるが、万全ではなくて、特に無料で繋げるものは注意しなければなりません。
2020年4月以降、働き方改革法によって、大企業だけでなく中小企業も導入の対象となりました。
リモートワークの導入を検討する企業も増加しているため、そのための手法としてVPNに改めて注目が集まっています。
外部のデバイスやネットワークを論理回線を構築し、社内ネットワークへの安全な接続を担保する技術だと理解してます。
外部のデバイスやネットワークから安易に世間から隔離した社内ネットワークが接続されると情報漏洩やマルウェアの侵入等の危険性が高まります。
会社でVPN接続にして通信することで、どうして繋ぐのか理解していない人が多いのも仕方がない。
繋がないとダメだから繋ぐ、セキュリティの何かでしょ、程度の認識かもしれません。
機密性の高い、別の回線に繋いでいるのをしっとしても、何かが変わるわけではないからです。
とはいえ、日々何気なく行なっているものにも全て意味があることは認識してほしいです。
VPNは仮想化された専用線ですって言われても、具体的にどうやって専用線みたいになっているのか等を説明しないと理解できません。
フレッツ光などのベストエフォート回線を利用していて、ルータやパソコンでVPNの設定をするのが最も安価でしょう。
個人事業者や小規模事業者でなければ、基本的に個人で導入する機会はあまりないと思います。
しかし、設定を間違って情報漏れたりすると、セキュリティが保てないです。
その点では、IP-VPNの一つであるNTT東西のフレッツVPNワイドなら、回線に紐づいているので、第三者に入られることはまずありません。
オプション料金は1回線ごとに月額料金と税がかかるといえまだ安価と思います。
昨今、メールでウイルス付き添付ファイルを開かせるほうが、明らかに簡単に侵入されてしまいます。
そう考えると、お金のかけどころとしては、非常に優れた設備投資だと思います。
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