リニア計画に赤信号!静岡県とJR東海の対立鮮明で延期濃厚?
リニア中央新幹線の建設計画が暗中模索のままとなり話題になっています。
静岡県の川勝平太知事とJR東海の金子慎社長は初のトップ会談を開いたが、環境問題をめぐる対立は打開の糸口が見えない。
2027年の開業は延期の瀬戸際に追い込まれたと、なんとも後退したのが鮮明になっている。
最大の争点は3000メートル級の山脈を貫く南アルプストンネルの静岡工区の工事だ。
県は掘削工事の過程で大量の湧き水があふれ出て、県民の生活用水や農業などに使われる大井川の流量が低下すると主張している。
JR側はこれまで、湧き水をポンプなどで大井川に戻す案を示したが地元の納得を得られていない。
この日の会談でも川勝知事は「大井川の水は(周辺住民)60万人の命の水だ」と力説し、一歩も引かない姿勢を示した。
国益だからという主張の人もいますが、静岡の大井川流域の市民にはデメリットの可能性しかありません。
国益を享受する沿線各県なりJR東海が、水枯れなどして流域の地元が受けた損害を全て補てんしますと言えば良いのだけど、自分たちの利益は確保して他所にはデメリットだけを押し付けようとするから拗れます。
県の言うことも分かる。調査を徹底して専門家のアドバイスを求めるべきでしょう。
県の言う事態が起きれば、取り返しがつかない。
もしくは他の選択肢が無いのか。
静岡は急ぐ理由が何も無いが、JR東海は急ぐ理由しかない。
交渉はすでに静岡が圧勝している前提で進められている。
東海は何かで泣くしか手はないだろう。
これだけ環境変化が進んで水害も多い中で自然破壊してリニアを作っても良い事はあるのだろうか?
自然を破壊するのは簡単だが、元に戻すのは相当な時間と費用がかかる。
将来的に絶対に何かしらの被害は出てくる。
コロナウイルスで移動も減りこの先もウイルスは出てくるし人口減っていくし中止した方が良いという意見もあります。
どうしてもやるならルート変更しかない。
将来の東海大地震のことも考えると、リニアは長野に迂回させるほうが、新幹線と面倒れにならないから良いと思います。
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