パニック買い理由!新型コロナの都市封鎖で買い占め原因
首都圏を中心に食料品のパニック買いが始まった。
買いだめや買い占めと表現されているが、「不安に誘発されたパニック買い」が正確な表現だろう。
東京都が3月25日夜20時から開いた緊急記者会見が直接的な引き金となった。
都内で新たに41人が新型コロナウイルスに感染したことを発表した緊急記者会見。
小池百合子知事が現状を「感染爆発の重大局面」と述べたのが発端になった。
都民に外出自粛を強く要請したことが、多数の人々をパニック買いに駆り立てる主な要因になったようである。
3月23日の記者会見で「ロックダウン(都市封鎖)など強力な措置を取らざるをえない可能性」に言及していたため、「食べ物が買えなくなるかも」と決めつけてしまったのも影響したと考えられます。
TwitterなどのSNSで、都内のスーパーマーケットやドラッグストアなどで軒並み行列ができているとの情報が蔓延した。
カップラーメンやレトルト食品、米、ミネラルウォーターなどが品切れ・品薄となり、帰宅途中で夕食の材料を買おうとした会社員などが悲鳴を上げる事態となった。
買占めに走る人々を撮影して煽るマスコミにもうんざりします。
スーパーに大集結するだけで感染リスクが上がるのを想定できない人間がいるとは残念です。
店内で、長蛇の列でレジ待ちしている間に濃厚接触のリスクが高まります。
短時間に大量の人が殺到して、そこで感染拡大してしまったら最悪です。
店内は混雑状況で店員は疲れ切っているし、必要な人に物が渡らない。
残念ながら自分が動いても動かなくてもパニック買いで品物はなくなるし、動かなければ自分は買えなくなります。
もうちょっと想像力を働かせてほしいですほんとに。
マスコミや政治家は想像力を働かせて必要な情報と指示を出してほしかったです。
小池都知事は、外出自粛を要請するときに、「必需品や食料品の買い出しは自由だが、物流は止まらないこと、物資不足しないこと」を強調してほしかった。
また、余分な備蓄の衝動買いも控えるように要請してほしかった。
できれば、会見前に大手スーパーなどに事前準備して出荷量を増やすとか何かしらの根回しできていれば良かった。
一方で、このようなニュースには煽る部分もあるのは仕方がないとはいえ、情報を受ける側の思慮深さも試されています。
モラルと良識を持たない無責任なワイドショーとその内容を鵜呑みにしまう視聴者に問題があるでしょう。
これだけ情報が氾濫している世の中なのですから、情報を精査して最善の行動するのが大切です。
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