軽自動車の事故に脆弱!後部席でも危険で安全性ない

   2022/07/13

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軽自動車は安全?信じてよいのでしょうか?
軽自動車の販売台数は増えています。
国内の販売統計によると、新車として売られるクルマの中で軽自動車の割合が多いくなっています。
現在、軽乗用車の販売数のうち約80%は全高が1600mmを超える背の高い車種になる。
前後席とも居住性に余裕があり、大人4名が快適に乗車できます。
全高が1700mm以上の車種では、後席を畳むと自転車が積める車種もあります。
また安全装備は小型車以上に充実している車種もあるので、軽自動車は安全という評価もあります。

■安全装備が充実でも大丈夫?
ただし、安全装備が充実しているとはいっても、衝突安全性は気になる。
軽自動車は全長が3395mm、全幅は1475mmと小さいのに、車内は小型車と同等以上に広い。
衝突時にボディを潰して乗員を守る部分が少ないと考えられます。
実際、以前の軽自動車は衝突安全性が弱いと指摘されていた。
大きな高級セダンには、小さなクルマと衝突した時の加害性を抑えるコンパチビリティの考え方に基づく安全設計が求められるようになった。
では、今の軽自動車の衝突安全性はどのような水準なのか。
前面衝突安全性テストは、静止したブロックにぶつける試験で、単独で壁に衝突したり同重量の車と正面からぶつかった状況になり、相手の車が自車より重ければ受けるダメージは増大する。
重いミニバンやSUVと正面から衝突した場合、軽自動車は壊滅するのは目に見えています。
安全性向上のために車体サイズの規格が拡大された時に、生まれたスペースを各社室内空間の拡大のために使ったために側方後方の守りは心許ないことになっています。
40~50キロぐらいで走る生活道路であれば安全だと思いますが、平均速度がそれ以上になる場面では怖いです。
“衝突安全性能評価=事故に強いか弱いか”を測れるものではありません。
自動ブレーキなどは正面衝突や停止中に追突されての多重事故などには何の役にも立ちません。
事故に弱いかを語るのなら、普通車対軽、トラック対軽、トラック対普通車の衝突事故での双方の死亡率など、実際の事故データを検証する必要があります。
後席であろうとなかろうとどうでもいいです。
事故は多種多様ですから、前席後席もペシャンコに潰れてしまった軽自動車の事故は多いです。
普通車の事故やトラックの事故映像と比較して、凄惨な軽自動車の映像を何度となく見せられてきています。
軽自動車は事故に弱いのは当然なのかもしれません。軽自動車の安全性がよくなったとはいえ脆い乗り物です。
そういう報道が多く流れているのに、軽自動車が安全というのは信用性に乏しいです。
自分がどんなに安全運転に徹してても、もらい事故を完全に防ぐことはできないから、同乗者をおもうならやはり軽自動車を選択できない人がいるのも分かるような気がします。

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