アサヒビール値上げ理由と背景!スーパードライなど缶ビール約14年7カ月ぶり
アサヒビールが値上げを発表して話題になりました。
10月1日からビール類やノンアルコール飲料、国産ウイスキーなど162品目の出荷価格を引き上げると発表した。
「スーパードライ」などで、缶ビールの値上げは約14年7カ月ぶりとなります。
店頭価格で6%から10%の値上げを見込んでいる。
原油価格の高騰や国際情勢の混乱などの影響を受け、麦芽やとうもろこしなどの原材料価格やアルミ缶・段ボールなどの包装資材、エネルギー価格が上昇しています。
さらに、物流費などのコスト上昇し続けているのも重荷になっている。
ロシアによるウクライナ侵攻により麦芽やとうもろこしなどの原材料価格が今後も上昇してくるとなると不安の声が止まらない。
原材料価格の上昇によるアルミ缶・段ボールなどの包装資材などへの影響も見逃せない。
中国上海でのロックダウンによるサプライチェーンへの影響も不安材料となっている。
物流費のコスト上昇も続いていて、当面続くなると負担増になります。
日銀は物価上昇が一時的だとしているが、長期化する恐れもささやかれていて不透明です。
円安も物価上昇の原因となりそうです。
企業が自助努力したとはいえ、板しか無い値上げだと思います。
酒税と消費税の二重課税で実質値上げしていると感じている人もいるでしょう。
今回の値上げによってますますビール離れが加速すると思われます。
第二、第三のビールが出現して、さらに、ノンアル派が増えて税収が減少していく。
税金の使い道が下手くそでバラマキ政策によって、成長につながらないのが残念です。
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