「からあげクン」値上げ初!ローソン発売36年の企業努力に評価

   2022/05/16

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ローソンは看板商品の「からあげクン」を値上げすると発表した。

コンビニのカウンターフードにおけるパイオニア的商品です。

発売36年を迎え、初めて値上げされるわけで、今まで値段を据え置いていたとは驚きます。

80年代から値上げがなかったわけだし、人件費や物価が当時とは変貌しているのに今まで値段を変えなかった秘訣を聞きたいです。

22円の値上げとなり、5月31日販売分から税込価格216円が238円になる。

安いに越したことが無いが、値上げ幅が約10%で抑えたのは評価に値します。

ただし、今後も材料費や原油の高騰継続・増加があれば更に上昇もあり得るかもしれません。

物価高騰だけではなく、しっかりと人件費に回るのなら相応の値上げは必要です。

人手不足の中、コンビニを維持している直轄店やフランチャイズの方々は評価されても良いでしょう。

「からあげクン」は発売以来36年間、一度も値上げされていなかった。

1986年4月よりからあげクンを発売。累計321種類ものフレーバーが誕生しました。

しかし、原材料価格の高騰、包材や輸送コストなどの上昇により価格の維持が難しくなったとしている。

36年間で原材料費や人件費が高騰しているのに、価格を上げなかったことは本当にすごいと思います。

給料上がるから人件費上がってモノの値段が上がるのは当然でしょう。

今は給料が上がらないで、原材料費だけ上がってモノの値段が上がるのが「悪いインフレ」なのです。

イオンはPBの価格凍結を宣言したが、コンビニ各社は値上げに踏み切っています。

企業努力という言葉は美しく聞こえるが、最低限の価格転嫁をしていかないと、労働者の収入は増えない。

安さばかりを追求しすぎると、海外でも勝てないです。

各社の値上げ状況を検証していると、5~10%の食費アップを覚悟しておくほうがよさそうです。

いずれにしても、原油価格の高騰や鶏肉や小麦等の輸入価格の高騰しているのに、値段を変えないで頑張ってきたローソンの企業努力に感謝申し上げます。

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