マスクでiOSのFace ID解除!iPhone新機能がコロナ禍に便利向上

   2022/02/09

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マスク姿でiPhoneのFace ID解除がApple Watchなしで可能になりそうです。

iOS 15.4ベータの新機能が話題になりました。

マスクしている状態では認識できないと、パスコードをいちいち入力しないといけないのは不便でした。

Apple Watch無しでも認証できるようになれば、セキュリティの面でもTouch IDよりもFace IDのほうが技術レベルは高いという声もあります。

顔面認証技術の飛躍的向上には目をみはるばかりです。

セキュリティをどう担保するのかなというのは気になりますが、本当に嬉しいです。

Face ID開発のときにはコロナ禍で世界中の人がマスクをしているのが日常化しているとは、想定していなかったはずです。

指紋認証は進化を遂げましたが、顔認証もこうして進化していくでしょう。

 この新機能を使うには、[設定]アプリの[Face IDとパスコード] 内に追加された[マスクありのFace IDを使用(Use Face ID with a mask)]を選択します。

以前はマスクをつけた状態でFace IDをロック解除するには、Apple Watchが必要でしたが、この機能追加によって要らなくなります。

またApple Watchを使うことは「ロック画面を解除する」にすぎず、Apple Payなどの本人確認はできませんでした。

しかし、この新機能はFace IDで本人認証するため、支払いやパスワードで保護されたアプリも使えるならば便利になります。

この機能は、顔認識するときに目元を重点に認証するシステムです。

マスク着用のままロック解除できるばかりか、メガネをかけた状態でのFace ID認識も向上しているそうです。

アップル公式の説明によると、マスクしながらFace IDを使うのは、サングラスに対応していないとはいえ、いつも使っているメガネを認識するよう設定した場合に最適です。

すなわちメガネの個体差も捉えたうえで、顔の一部として登録するという意味でしょう。また「マスクありのFace ID」を使う場合は、目の部分だけを分析する必要があるため、そこをサングラスで覆われていると機能しないと推測されます。

2020年初めにコロナ禍が拡散してから、iPhone利用者はどうやってマスクしたままFace IDを解除するかが課題でした。

以前のiOS 14.5およびwatchOS 7.4の頃は「Apple Watchでロック解除」が実現したが、Apple Payは使えませんでした。

ここにきて、ようやく根本的な解決が検討され始めたようです。

iOS 15.4以降に機能追加によってこの課題克服に期待されています。

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