就職活動の大改革!ブロックチェーン技術で求職者と企業のマッチング化
就職活動に、ブロックチェーンの技術を活用する実証実験を大学や企業が始めることになりました。
データを追跡できる機能などをいかして企業が勝手に学生の情報を引き出せないようにし情報の開示先や内容を学生がみずから選べるようにします。
学生が自分の情報を管理し、相手を選んで開示する仕組みです。
就活ビジネスの新しいプラットフォームにしか見えてきます。
大手銀行や保険会社が参加し、システムの開発は都内のベンチャー企業が手がけます。
就職活動をめぐっては、リクナビの就職情報サイトの運営会社が学生の個人データを無断で企業に提供していたことが問題となりました。
実証実験では、学生がスマホなどを通じて自分の成績やサークルなどの活動実績などを入力し、企業側がこうした情報を閲覧するシステムをつくります。
きちんとデータを自分で入力していけばエントリーシートで何度も同じことを記入しなくて済むようになるといいですね。
こうなれば良好なインセンティブが働いて学生側も使っていくようになると思います。
学生のデータはネット上に分散して保管され、ブロックチェーンが持つデータを追跡できる機能と暗号技術などを組み合わせることで、学生自身が情報を開示する相手先の企業や、開示する情報の範囲などを選ぶことができるようにします。
企業側は学生の情報を勝手に引き出すことはできず、個人情報の保護につながるとしています。
ことし12月から5000人の学生に情報の入力を始めてもらい、今後、参加する大学や企業を増やす計画です。
学生と企業がうまくマッチングできる仕組みが整うのか注目されています。
ブロックチェーン技術の社会実装として注目すべき取り組み。
リクルートの失敗を活かしてトラッキング可能にするための仕掛けとなります。
情報が漏れないだけでなく、活動する毎に情報が追加され、学生にとっても便利なデータに成長するほどになってほしいです。
上手く作り込んで社会のシステム化すれば、求職者と採用側を繋いでマッチングする仕組みとして広範に活用できるのを期待します。
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