現役引退と続行の悩み!東京五輪の開催延期で選手の葛藤

   2020/09/02

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アスリートの1年は想像以上に長いでしょう!

開催するのかないか、わからないオリンピックを目指すのには、並大抵のメンタルでは無理だと思う。

特にベテラン選手は年齢的な衰えは避けられず、今年にピークを合わせて作った身体を維持するだけでも大変なのに更に1年延期・・・それも開催するかどうかも定かではない状況で厳しい練習に向き合わなければいけない。

若い選手にとっては延期は逆に能力が伸ばせるプラス材料になる可能性はあるけど、ピークに来ている選手にとっては下り坂を如何に抑えるか自分の身体との葛藤になります。

しかも現状は開催できる可能性が限りなく小さいだけに、心が揺れるでしょう。

正直今ピークの選手は本当に気の毒としか言いようがないです。

おまけに若手の躍進も気になってメンタル負担も半端ない。

全ての犠牲を払ってやって頑張ってきた選手生活と競技です。

現役時代の集大成として頑張っていたのですから「大丈夫、悩む必要ない」というほうが無理りでしょう。!

オリンピックの延長を決める際、某政治家が「1年くらいなら選手の負担も少ない」みたいな発言をしていた。

しかし、普通の生活を送る一般人の1年とは事情が違います。

丁寧に調整をしなければいけないプロ選手、中堅、ベテラン選手の1年は本当に大きい思います。

延期したのは仕方がないとしても、その1年の為に人生が変わる人もいるでしょう。

選手生命は短いです。根性や努力だけでは対応出来ないこともありますし、オリンピックなどに向けての調整を考えると造像を超えた重圧になる。

ストイックに再び1年、再調整を続けるのは、やはり大変だと思います。

そんな状況でモチベーションを維持し、練習も怠らない。

強い精神力で毎日を過ごすなんて、アスリートの皆さんは凄い人達だと思います。

引退するにも、続けるにも自分にとって悔いのない選択ができれば良いです。

周りは関係ありません。ご自身に悔いのないより良い選択をして、自分本位での心を大切にするべきです。

スポンサーが付いたりするような人はまだしも、普通はまず生活や家計をどうしのぐかが先決です。

海外からの遠征選手も日本に留まれるようだけど、ハッキリしない中でこれも状況は複雑だと思う。

引退間近であれば4年後は無いわけで、仮にトレーニングを積んで、東京オリンピックが中止なんて残酷すぎます。

もし4年後になっていたなら踏ん切りをつける選手がいたかもしれません。

一年という微妙な延期になったが為に、相当迷ってしまうのでしょう。

もう限界だと思い引退されるなら今までの努力に最大の賛辞を贈りたいです。

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