チャットGPTで法律相談無料!弁護士ドットコムのIT化サービスの背景
弁護士ドットコムは、インターネットで弁護士の無料相談を受けれる「みんなの法律相談」を運営しています。
今回、弁護士ドットコムはAIの自動応答システム「ChatGPT(チャットGPT)」を活用した無料法律相談の新サービスを開始すると公表して話題になりました。
今までの「みんなの法律相談」を展開してきたデータが100万件以上も蓄積してきた法律相談のやり取りを、人工知能(AI)に学習させていく。
ChatGPTは、2021年11月にサービススタートして、全世界で注目を集めている。
AIを使って膨大なデータをディープラーニングさせます。
相手が質問を入力すると、人間が作成したように違和感ない自然な文章で回答するシステムです。
チャットGPTが全ての質問に答えを出せるとは思いませんが、疑問への回答やヒントをくれると考えられます。
法律面だけでなく、さまざまな分野に応用できるでしょうし、日々その精度も上がってくるでしょう。
弁護士ドットコムは、チャットGPTを使った相談サイトを2023年4~6月に開始する予定だそうです。
法律に関する質問に自動回答するサービスはどれほど顧客満足度に貢献するのか評判となっています。
弁護士が回答するケースと比較すると、対人よりも即座に回答してもらえるのが利点の一つです。
ただし、過去の相談内容を参考にして回答するので、最新の法律や判例をきちんと反映できないのと、正確性に欠ける内容になるのが大きな懸念点です。
また、弁護士や弁護士法人以外が報酬目的で法律事務を扱うことは弁護士法で禁じられています。
チャットGPTが相談に応じることが法律事務とみなされる可能性があります。
そのため、当該サービスは現段階では無料で提供する。
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