Tweet

Pocket

　プロボクシング元5階級制覇王者のフロイド・メイウェザーが、総合格闘家の朝倉未来に圧勝しました。

パンチのみのスタンディングバウト3分3ラウンドのエキシビション対戦でしたが、格の違いが明白でした。

2回終了間際に右ストレート1発でダウンを奪い、メイウェザーがTKO勝ちした。

「報酬分の見せ場を作る」という発言があったように、サービスのつもりで長引かせた雰囲気を感じました。

そもそも実力も才能も段違いですし、日本の一団体の王者すら成し遂げいない朝倉未来とエキシビジョンとはいえ対戦する事自体が異例です。

メイウェザーは対戦が決定してからも朝倉未来を全く知らず、記者会見などからもチェックしようともしてなかったようです。

今回の件で朝倉未来は売名には成果を出したとはいえますが、格闘家としての実力が世界最高ランクに通用するレベルでは無いのを実証してしまったと見受けられます。

メイウェザーが本気を出したら1Ｒ早々にパンチを受けまくって勝負にならないでしょう。

世界のボクシング史上で伝説とも評価されているメイウェザーは、日本のYouTuber格闘家には歯が立たないのがわかりました。

一方で、朝倉選手は3R終わるまで倒れないのを目指していたのかもしれません。

現役引退しているとはいえ、ボクシングの生ける伝説を相手にして、ボクシング分野で倒せるとは最初からできるとは考えていなかったかもしれません。

メイウェザー相手に倒れなかったという快挙を成し遂げるのを最大の功労だと捉えていたかもという声もあります。

いずれにしても、世界から勝てないと浴びせられながらも、ボクシングファンなどから批判されるリスクを背負いながら、挑んだことには朝倉未来の評価に値すると思います。