梅毒が急増ヤバい!過去最多、早期治療と原因追求など問題多発を徹底解説
国立感染症研究所(感染研)の公表した調査結果によると、2022年上半期に性感染症「梅毒」と診断された患者が5000人を超えたことが判明しました。
年間1万人を超える勢いです。
現在の調査方法となった1999年以降で最多記録した2021年(7983人)の1.6倍のペースで増加している。
感染研が週ごとに公表する感染症発生動向調査(速報値)によると、2022年初めから7月3日までに報告された梅毒患者は5615人。昨年同期は3429人。
梅毒は全身の発疹やリンパ節の腫れ、陰部の潰瘍などが表れる。
ただ、初期症状は軽く、知らないまま放置すると数年後に心臓や脳に障害が起きる可能性もある。抗菌薬などの薬物治療で完治できる。
初期には接触した部位(性器、口腔内、肛門)に痛みのない潰瘍やおできができる。
後に全身に菌が周り熱や発疹、リンパの腫れなど様々な症状に発展して、医師が検査しないと診断ができない。
治療しなくとも症状が一時的に沈静化することがあります。
しかし、菌は体内に潜伏していて、他人に移したり、一部では神経や血管に思い障害を起こすケースもあります。
感染者は無症状でも治療が必要です。
戦後間もない時期には20万人以上の患者がいたとされる。
抗菌薬の普及で大幅に減少したが、2010年代以降、再び増加に転じた。
2021年の集計では、3分の2が男性で、年齢層が幅広かった。一方、女性は6割が20歳代だった。
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