親のしつけ体罰の違い!厚労省の指針案に賛否両論

   2021/03/22

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2020年4月に施行される改正児童虐待防止法で、親による体罰が禁止されたことを受け、「体罰」の定義や具体例を示した厚生労働省有識者検討会の指針案の概要が判明して話題になっています。

しつけと体罰の違いを規定しようとする方針が注目されています。

「長時間の正座」「夕食を与えない」「尻をたたく」「殴る」はいかなる理由があろうと体罰に当たるとする内容で、有識者検討会に提示されました。

指針案では、「たとえ親がしつけのためだと思っても、子供の身体に何らかの苦痛を引き起こす行為は、どんなに軽くても体罰である」と定義とのこと。

その上で、「宿題をしなかったので夕飯を与えない」「他人のものを盗んだので罰として尻をたたいた」などは体罰に当たると例示した。

一方、しつけとは「子供の人格や才能などを伸ばし、社会のルールを身につけさせる行為」と説明しています。

罰を目的としないものは、体罰に当たらないとした。過去に起きた児童虐待事件では、親が「しつけ」と称して体罰をふるったとされて いるのを忘れてはいけないです。

厚労省は有識者検討会の意見を踏まえ、今年度内に指針をまとめる。
これに対して、ネット上では様々な意見が挙がっています。

何度言っても宿題や片付けをしないで、いたずらや遊びほうけてる子に一度くらい「もう夕飯無し!」、「お尻をたたく」。

これとエアガンで子供を撃つ親を同様に扱うのは無理があるし、同じ虐待親だと扱うのは正しいのでしょうか。

これを認めるとなると、サザエさん、クレヨンしんちゃん、ドラえもん、を放送できなくなるでしょう。

アニメの親がみんな虐待親になってしまうからです。

あのマンガやアニメをみて「酷い親だ」と思ったことありますか?

これらのアニメは、見方変えたら、体罰、いじめの要素がないとレギュラー放送が成立しないともいえます。

線引きは難しいのは確かです。

何よりも虐待死させるような親をもっと監視して厳罰にするのが最善でしょう。

また、命に関わるような危険なことをして本気で叱る時に手を上げることも虐待扱いになるのなら、年頃の子供達は人格形成が危ないです。

子供はたまに本気で危ないことをやらかしますけど、本気で叱られた後は怒られたら怖いからやめる場合もあります。

あれもこれも虐待扱いにしてしまったら、きちんと叱る機会すら失って事故で亡くなるお子さんが増えるかもしれません。

言葉だけで聞き分ける子自体も少ないし、今の親は甘々すぎて公共の場ですら酷い状況ですから、子どもが図に乗って礼儀礼節しらない大人になるほうが問題です。

そもそも最近ニュースで報じられているような「虐待」というのは、しつけの延長線上ではありません。

子どものためを思ってやっている行為ではなくて、親たちが自己満足と気持ちよくなるために虐待したり、暴力以外に他者との関わり方を知らないが故にやっていると考えられます。

「親が子供を叩く」という行為であっても、どういう人間がやったかによって話が変わるというのが本筋です。

行為だけで線引きしようとするのは危ない判断規定になるわけです。

人物で線引きしなきゃ。

正常な愛情を持てる人間なのか、大人としてふさわしい良識や自制心を備えているか、他者の立場にたって考えることができるか。

大人として親として最低限の基準を備えている人物であるかどうかを測るAIによるテストがあっても良いでしょう。

問題ありと判断される場合、「虐待の恐れあり」として監視対象にするのも悪くないでしょう。

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