あだ名禁止の小学校増加なぜ!さん付け推進の理由
友達や同級生を「さん付け」で呼びかけるのを推し進める小学校が増えています。
「あだ名呼び」禁止、「さん付け」奨励を校則する小学校も存在します。
子ども時代にさん付けをそれほど経験していない親世代は、どのように感じているのでしょうか。
呼び名をどうすのかはあらゆる場で問題になりやすいです。
しかし、「どのような気持ちで呼んでいるのか」、呼ばれる側が「呼ばれるときにどのような気持ちになるのか」が大切です。
「さん付け」で呼ぶのは、丁寧という印象がありながら、不愉快を感じる人は多いかもしれません。
相手の人間関係において距離感を覚えたり、よそよそしさや違和感あるケースもあります。
また、あだ名で呼んだり、呼び捨てする場合のほうが信頼関係を築いてる場合もあります。
大切のは当人がどのような呼び方をしてほしいのかを知ることです。
どのように呼ばれると嫌な気持ちになるのかも、自分の思いを全員で共有するのが重要でしょう。
身体的な特徴に基づいたあだ名呼びは、差別的であり、相手が傷ついている可能性が高いのでやめた方が賢明でしょう。
周りの人が共感的に受け止めることができる呼び名が、温かなクラスの雰囲気が生まれるのではないかと思います。
つまり、本人が主体的に呼んでほしい名前を決める場面をつくるほうが良いです。
アンケート形式も本人の希望を知る方法として良いでしょう。
先生やクラスメイトとの信頼に左右されるし、どう呼ばれたいかも相手によって異なります。
何よりも大事なのは相手の気持ちを考えるときに、相手がどう感じているのかを想像する姿勢ではないでしょうか。
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