マリトッツォ人気後にピスタチオ?違いを比較する意味ある?
マリトッツォは日経トレンディ「ヒット商品ベスト30」で2021年6位にランキングされました。
ところが、2021年下期にはブームが停滞したのが露呈した。
これに相反する動向を示しているのが「ピスタチオ」です。
圧倒的な突破力というより安定した人気と評判を獲得しています。
格差が激しいのが鮮明で興味深いです。
その一つが「マリトッツォ」と「ピスタチオ」の検索者数の推移が注目されています。
「マリトッツォ」はブリオッシュなどのパンに生クリームをふんだんに挟んだイタリア発祥の伝統的な洋菓子です。
マリトッツォの凄いのはクリーム量で、これが人気の一つです。
2021年一躍大ヒットしたが、検索者数に着目すると、マリトッツォは21年上半期がピークで、それ以降の下半期には下火になってしまいました。
話題性でマリトッツォほどの突破力はなかいとはいえ、以前から安定した人気の「ピスタチオ」の検索者数を上昇していました。
ピスタチオを用いたスイーツが話題になると検索者数が急増して増減しながら安定している。
「ティラミス」、「ナタデココ」、「パンナコッタ」、「マカロン」、「生キャラメル」など多くのスイーツでブームが起こった。
「タピオカ」は3回も人気で話題になりました。
ブームが過ぎ去ると成熟期になり、程々の支持を安定を得ている。
スイーツ系は新たな商品が登場すると、一時期の大ブームが過ぎ去る一方で、「ピスタチオ」はナッツ部類として甘味の新商品に素材として使われ注目されています。
「マリトッツォ」と素材の「ピスタチオ」を比較するのは無理があると思いますが、マリトッツォブームが落ち着いている頃合いに、ピスタチオがブームというより一定の支持と安定感を維持するという印象です。
マリトッツォと比べる対象を挙げるなら、シュークリームやロールケーキなどのクリーム系のスイーツでしょう。
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