高級食パン店が大量閉店高級食パン店が大量閉店
高級食パンのブームが去ったと、今年に入ってよく報道されている。
SNSには、高級食パンの店が潰れていたという“閉店情報”の書き込みも目立ってきた。
実際、高級食パンの店舗が出来ていたし、以前にできていた行列がなくなっていたり、飛ぶように売れていたけど、今やどこも閑古鳥がないてるようで並んでるのなんて見た事ないです。
夜まで売れ残っていたり、1店当たりの売れ行きが鈍っていて、飽和点に近づいているのではないかと感じる。
高級ベーカリーで販売されていたが、専門店として展開したことで新たなマーケットを創出させ、消費者は目新しさを感じ注目しブームとなった。
「高級食パン」は原材料や製法のこだわりで価値を付加し、高価格で販売するというビジネスモデル。
面白い店名や注目されるのはマーケティング戦略の一つですが、商品に魅力がなければ継続は難しいでしょう。
需要に対して店舗数が増えて競争が激しくなっただけです。
ブームが去ったいうより、ある程度定着して業界の成長が鈍化停滞したという見方もできます。
日常的に食するパンではなく、「たまに贅沢」の商品で、食パンのギフト需要も高まりました。
バターや砂糖などをふんだんに使った高級食パンは、飽きやすくリピートするほどの欲求を感じないという意見もあります。
高くても見合った品質であれば黙っていても消費者は美味しいと思って買うだろうし、魅力が感じられなければ売れなくなる。
毎日商いで食べるなら、近所のベーカリーのパンのほうが美味しいです。
生活必需品のあらゆるものが値上がりしているので、高級パンを買って食べようという意欲が湧いてこないうえに魅力も低下している人も少なくないです。
継続力がない店が大量開店したので、大量閉店は自然でしょう。
今後はブームから定着する過程で淘汰されるブランドも生まれ、一定の市場として生き残る。
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