入居希望者は仲介手数料ゼロ!airdoor(エアドア)の物件情報サービスの評判
エアドアは2022年2月2日、オンライン賃貸プラットフォーム「airdoor(エアドア)」を正式リリースした。
以前のβ版の運営サービスで話題になっていただけに、今回の正式サービスに期待の声もあります。
一般的の部屋探しの際には仲介手数料が1ヵ月分というのが多いです。
お部屋探し中の顧客側にとっては賃貸契約するときの資金負担となっていました。
そこで、airdoorはこれに着目し、顧客から仲介手数料を徴収するのをやめた。
斬新なビジネスモデルでは、空き物件を掲載したい管理会社から掲載料金を取ることで、お部屋探し中のユーザーの手数料を無くしている。
※仲介手数料は0円または2万2000円。
このシステムを採用したのは興味深いです。
ただし、既存のオンラインによる部屋探しでは、不動産会社によってサービス品質が格差が大きく、トラブルに発展するケースもありました。
部屋探しがしづらく、もっと便利に取引したいという需要がありました。
この問題を解決するために、内見をオンラインで手配できるのはもちろん、現地集合・現地解散・物件申込もすべてオンラインで完結できるようにしています。
また、重要事項説明に関しては、オンライン会議のツールを活用して、ビデオ通話サービスできちんと行います。
最終的な契約締結では、来店しなくてもいいように、電⼦契約または郵送で対応しています。
つまり、来店不要を実現し、初期費用の支払いはクレジットカードなどの決済を取り入れている。
さらに部屋探しで多い問題の一つ、実際に存在しない架空物件や成約物件済みの削除忘れといった「おとり物件」が多く存在しています。
この課題に対し、airdoorで掲載する不動産会社を物件管理する「賃貸管理会社」のみに限定しています。
これで極力、物件情報のおとり物件や重複物件を省くために工夫しています。
不動産取引のオンライン化(DX)でハードルだった重要事項説明書の扱いが、2022年5月からはデジタル交付が可能になります。
不動産取引の完全オンライン化がトレンドになる段階では、このようなビジネスモデルを加速させていくでしょう。
大手管理会社の物件だけではなくて、今後は範囲拡大を期待しています。
とはいえ、仲介手数料が0円もしくは低額というのは素晴らしいです。
その一方で、仲介手数料ゼロになると、管理会社は仲介料をもらっていた分を損するので、家主からもらう管理料を値上げに走る可能性が浮上しています。
その結果、家主は、礼金や家賃の値上げする結果になるかもしれません。
仲介手数料ゼロが、入居者にとって果たして利益になるのか、今後の動向を注目したいです。
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