アマゾンがMGM買収!アマゾンプライムがNetflix・Disneyと差別化の裏事情
米インターネット通販大手アマゾン・コムは2021年5月26日、人気スパイ映画「007」シリーズの製作している映画会社メトロ・ゴールドウィン・メイヤー(MGM)を84億5千万ドル(約9200億円)で買収すると発表した。
アマゾンが大手映画会社のMGMを日本円にして1兆円程で買収する報道が話題になりました。
さらにテクノロジー企業とエンタメ分野の境界線がなくなります
アマゾンの会員向け有料サービス「アマゾンプライム」のネット動画配信サービスを強化するのが目的です。
アマゾンとしては2017年に約137億ドルで買収した米高級スーパー、ホールフーズ・マーケット以来の大型案件。
動画配信は競争が激化しており、コンテンツ強化が課題となっていた。
MGMはスパイ映画「007」、ミュージカル映画「雨に唄えば」などの名作で知られる。
9200億円の巨額買収金額を支払い、4,000本もの映画、1.7万本のテレビ番組、そのうち180以上のアカデミー賞受賞作品と100本以上のエミー賞を受賞した作品がAmazonプライムビデオで取り扱うことになります。
さらに充実したラインナップとなり、ライバルのNetflixとDisney+たちと差別化を狙っているようです。
Amazon、Netflix、Disney、YouTubeがコンテンツ配信プラットフォームのトップランカーとして生き残り競争が熾烈になっていくのが明確になってきました。
視聴者としては「最高のコンテンツ」がいつでも手軽に安く消費できることがベスト。
NetflixとDisney+は、amazonに突き放されないようにコンテンツを揃えているとはいえ、その基盤はAWSを採用しています。
コンテンツを揃えるほど、AWSの売り上げが伸びる。
つまり、どう転がってもAmazonが売上がどんどん伸びる仕組みになっている。
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