日本人の寿命縮める悪習慣!運動不足が死亡率上がる理由
「人生100年時代」という言葉を、よく耳にします。
そんなに長生きしたくないという意見も届いていますが、大半は100歳まで生きられません。
100歳まで生きられる人というのは、健康に気遣った良い生活習慣を継続した上で、進歩した医療や科学技術を享受できる人です。
糖尿病、高血糖、過度の肥満など、生活習慣病を抱えた人が、90歳や100歳まで生きるのは、かなり難しい。
また平均寿命に対して、「健康寿命」という考え方があります。
大きな病気を抱えず、生活に制限を受けずに生きられる期間が健康寿命です。
病気で入退院を繰り返したり、要介護状態になったりしても、果たしてそれは幸せな老後と言えるでしょうか。
健康寿命を伸ばすためにどんな習慣が必要か。
どんな悪習慣を優先して改善すべきか。
■「運動不足」は死亡率を上げる
日本人の健康寿命を削る習慣の一つとして「運動不足」が挙げられる。
運動習慣が健康に与える影響はかなり大きいです。
死亡率50%、心臓疾患60%、がん30%。糖尿病58%、認知症50%のリスクを減らせるという研究結果があります。
運動不足の人は、正常な人の2倍以上の病気のリスクを抱えているという見方もできます。
しかし、健康のために、運動を促すとしても、ほとんどの人は「時間がない」と拒絶します。
運動をそこまでハードルの高いものと思わないでも大丈夫です。
健康のために必要な運動量と運動時間については研究がありますが、最近の研究複数によれば「1日20分の早歩きで十分」というものが多い。
また、アメリカ国立がん研究所によると、1日10分の早歩きで、寿命が1.8年延び、週に150分の早歩きで、4年半寿命が延ばせることも明確になっています。
1日20分で4年半の延命効果を期待できるとは素晴らしいです。
毎日の通勤時間を「早歩き」にするだけで、この目標を楽して達成できます。
コロナ禍において、通勤時間の往復であっても歩いていたことを考えると今は運動不足になりがちで、リモートワークにシフトすると、意識的に外に散歩でも出かけないといけません。
時間を作り動かないと、ついつい一日中動かないままになってしまいます。
運動不足と感じる人は、「1日20分の早歩き」を実践してみてはどうでしょうか。
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