体罰の定義に賛否両論!厚労省の指針案にしつけの違い判別困難

   2020/09/29

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厚生労働省が親の体罰に当てはまる具体的な行為などを明記した指針案を12月3日に初めてまとめた。
指針案を目にした親たちは困惑している模様です。
厚労省の指針案に従えば、子供はきちんと躾けられる、という裏付けはあるのでしょうか?
躾けと定義の暴力は論外ですし、体罰は厳禁というのはわかります。
しかし、躾として必要だと思ってやっている親もいるでしょう。
そのような親に対して、「それは体罰だからダメだ」と指導しても解決するとは思えません。
しつけには体罰ではなくて、もっと効果ある方法があるのをきちんと教えるのが重要でしょう。
人の物を盗ったら叩いてしまう親が少なくないです。
ただし、これも体罰になるという。
体罰で捕まってしまう時代になりそうです。
子供が万引きして、親がその子供に手を挙げて体罰となって逮捕されるほうが、子供にしたら叱るよりも後悔と反省するのかもしれません。
一方で、場合によっては叩いて叱るのが必要な事もある、という意見もあります。
怒らる経験が無いと、逆ギレされたときが怖くて傷害事件や殺人事件に繋がりそうな気がするという立場です。
痛みやその行為の加減を知らない人が多いから痛ましい事件が起きてるってこともあると思う。
叩かれもしないで育ったら、痛みを知らない加減を知らない人間になりそうで怖いです。
怪我をさせるような体罰は許されないのは当然ですが、小さい頃に叩かれて心も体も痛みを少しは知っておいた方が他人にも優しい子に育つというコメントもあります。
聞き分けのいい子ばかりだけではないし、口だけで説得出来ない年頃もあるでしょう。
「絶対にダメ!」ということが口だけでしつけられるのかは正直わかりません。
最終的には、ケースバイケースという話になりそうです。
ときには叩いて叱る事も必要なのかもしれません。
しかし、神経質で繊細な子どもであれば、叩いて叱る事がかえってトラウマになって、萎縮してしまうかもしれません。
その結果、人付き合いが苦手で人間関係を作るのを避ける子供になる可能性もあります。
そもそも、子育てに正解があるとは思えません。
人間には生まれもった素質(遺伝的要素)が強く関係している。
その素質に寄り添って子育てするのが大切なのはわかりますが、どうやれば良いのでしょうか。
永遠の課題でしょう。

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