4時間正社員の短時間労働制度が増えるのか?
短時間正社員(4時間正社員や6時間正社員) という制度は、今後増えていくのでしょうか?
クロスカンパニーのような4時間正社員を
採用している会社が本当に増えるのか疑問です。
子持ちの主婦にとっていい制度なので採用して欲しい
という意見もある反面、
ぜったいやめて欲しいいう意見もあると聞きました。
どんな考えが世間ではありますか?
社員は基本的に社会保険(雇用保険、厚生年金、健康保険)が完備されるのが普通です。
賞与、退職金なども保障されているでしょう。
一方、アルバイトだと雇用保険は入れても他は期待できません。
正社員は金かかるけどアルバイトなら
必要最低限の賃金で雇えるというわけです。
短時間労働でも正社員のほうがお得なのは確実です。
会社の負担としては、8時間働ける労働者の代わりを
短時間勤務者で補うなら二人を確保する必要があります。
また、社会保険料の会社負担分は、労働者の賃金に
よるとはいえ社員人数分が発生します。
正直いって、会社にとってこの金額が大きな出費になります。
社会保険加入の労働時間が短縮されるので、
フルタイム勤務の雇用者を採用するほうが会社は特です。
しかし、労働人口の減少が進むのは確実ですから、
労働者を確保するのが至難になる時代に突入します。
少子高齢化社会の労働人口減少と社会保険料の激減
に対応するために、短時間労働の制度を確率して、
働ける労働者から少しでも税金を徴収したい行政が
短時間雇用制度を推進すると思います。
育児休暇後にフルタイムで勤務できないなら短時間正社員
になれるなら、優秀な人材を離職させずに済みます。
看護師や介護福祉士など、高齢者が増える時代に
医療や介護の業界では短時間労働の環境を整備して欲しいです。
保育士に関しては進んでいるようですね。
横浜市では待機児童数0人を達成できた背景には、
4時間正社員が要因の一つだと思います。
フルタイムで働いている正社員が、経験を積んで
年増になると後輩に仕事を責任を継承させて、
短時間正社員になるという主張も理にかなっています。
若者に仕事を分け与えるためにワークシェアリングが
あるように、業種や仕事の内容によりますけど、
短時間正社員が仕事を分担・引き継ぎ制度を積極採用
できるなら推進してもよいでしょう。
専門知識や芸術性を要する分野で一人で遂行するべき仕事
以外は数人で分け合う制度を整えるのはどうでしょうか?
フルタイム勤務と短時間勤務のバランスが大切です。
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