ヘッドスパ専門店の人気継続の理由!予約困難とキャンセル待ち戦略
日本初の頭専門のもみほぐし店「悟空のきもち」は創業から全国に5店舗を展開し、全店数カ月先まで予約が取れない人気店となっている。
リラクゼーション業界に「頭だけをほぐす」という店はなかったそうで、どうして誰もやっていない事業分野をチャレンジしようと思ったきっかけは何だったのか気になります。
創業者の金田氏は会計士をしていたそうで、当時は日々のデスクワークで頭の疲労を日頃から感じるようになり、仕事に集中できなくなっていた。
ワークスタイルの変化していけば疲労の感じ方も変わるので、疲れを癒やす方法も変えていくのも悪くない。
同じ悩みを抱えている人に向けて、頭や脳の疲労を取り除くことに特化したサービスを提供しようと思って構築したビジネスモデルだそうです。
リラクゼーション中に寝落ちした人が施術後のスッキリ感が大きいという声が集まり、睡眠と施術を結びつけていこうと考えたそうです。
顧客満足度を高めるためには、セラピストの高度な技術が必要なので、スキルアップのために意欲的に仕事できるようにストレスフリーな職場環境を追求しています。
セラピストの意見を聞いて快適な職場環境を試行錯誤しているそうです。
その一つとして、全店で店長やマネジャーといった役職を設けていないのは興味深いです。
役職あることで上下関係などの衝突やストレスなどが生じたり、仕事内容の違いによって格差に発展する可能性があるからです。
一方で、行列を作らせてたり、予約困難にしたというプロモーションなので、マーケティングが上手いだけの店という声もあります。
予約がとれないお店というブランディングにしていて、3回通うと「友達を予約することができる権利」を取得できるようになっています。
施術したことない人には予約できるのを限定して、予約とれにくいのを演出する。
施術直後の予約取りやすくして、予約しなければもったいない気持ちを高める。
3回通うと友達に予約プレゼントできる権利を獲得できるということで、リピートお客にインセンティブを実感させる。
これらを踏まえて、予約のとれにくいお店というマーケティング戦略を駆使しているという意見もあります。
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