パチンコ倒産閉店ラッシュなぜ!パチンコ離れ、スマスロ導入経費など業界再編淘汰の背景
2022年はパチンコホールの倒産が前年の2.1倍増の39件に急増した。
過去10年間で最多記録になった背景には、コロナ禍や5号機の完全撤去、6号機への入替え負担が重くのしかかった。
2022年11月には期待されたスマートパチスロ(スマスロ)が導入され、未導入店との差別化を図っているが、新規客は増えていない。
2023年4月にはスパートパチンコ(スマパチ)もリリースされる。
スマスロ、スマパチ導入はライバル店との競合で避けて通れない道だ。だが、サーバーやユニット交換、工事など多額の投資が必要で、資金力の乏しいパチンコホールの衰退がこれからが本番になるとみられる。
その後には、生き残った資金力のあるホール同士の熾烈な競争による大淘汰時代が始まりそうだ。
昔のパチンコ業界は30兆円産業ともいわれるほど隆盛していました。
しかし、現在ではすでにかつての規模より50%以下まで衰退しています。
ここまで苦境になっている状況では、業界再編していかなければ存続の危機になっていくでしょう。
おそらく、中小零細ホールが大手に吸収さていくような流れで業界再編が加速していくと進むと考えられます。
一方で、若者のパチンコ離れが激しいです。
中高年ばかりで感覚的には5割は高齢者が遊技している。
今後、主流となるスマスロが低迷するなら、若い人も離れて遊戯人口の減少に拍車がかかるでしょう。
レートも1円、5スロ以下が主流となっているし、遊戯人口の減少で売り上げも難しい。
機材や光熱費の高騰を含めると、少ない客を奪い合って共倒れて潰れるかもしれない。
大手であっても経営困難になる可能性もあり、倒産してしまうことも十分に考えられます。
今までパチンコ業界でビジネスしてきたオーナーは業務転換していくのを考えていく頃かもしれません。
パチンコ店のオーナーとしては、自社の立地や資本力などを考え、パチンコ以外に業種転換することも考えていく必要があるでしょう。
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