2022年生活費世界一高い都市どこ?シンガポール、ニューヨークなど、東京は何位?
エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)の最新調査によると、ニューヨークとシンガポールが世界で最も生活費の高い都市、2022年のランキングで同率1位だと報じられて話題になりました。
調査は2022年8月と9月に行われ、200の製品・サービスについて400余りの個別商品の価格を比較した。
世界の主要172都市を比較したEIUの「ワールドワイド・コスト・オブ・リビング」リポートの内容が興味深いです。
ウクライナでの戦争やサプライチェーンの混乱などが影響して、物価が過去1年で平均8.1%上昇しました。
物価上昇率の平均は20年間では圧倒的に上昇しているそうです。
シンガポールは特に家賃がコロナ前に比べて1.5から2倍ほどになったので生活費は激増しました。
その一方で、シンガポールが一番高ということに違和感ある意見もあります。
確かにシンガポールの不動産は高いし、高級店も多いです。
しかし、交通費や日常食やシンガポール国民の住居は優遇施策あるのでそれほど高くない。
一般的な生活は出来るレベルです。
外国人が良い暮らししようとするならば、シンガポールであろうと他国であろうと果てしなく高くなります。
2022年のランキングで3番目となったのが、2021年の調査でトップだったテルアビブ。香港とロサンゼルスが4位。
アジアの物価上昇は比較的緩やかで、生活費の上昇率は平均で4.5%。
東京と大阪が24位と33位に大きく順位を落とした。
似たような調査に「ビックマック指数」がありますが、日本は57ヵ国中33位。
日本にいると実感しにくいが、相対的に「安い国」になってきている。
一方、輸出好調でオーストラリア・ドルが高くなったことでシドニーがトップ10入り。
サンフランシスコも8位と、2021年の24位から順位を上げた。
中国の6都市はいずれも上昇し、上海が上位20都市に入った。
生活費の高い10都市は以下の通り。
1.シンガポール
1.ニューヨーク(米国)
3.テルアビブ(イスラエル)
4.香港(中国)
4.ロサンゼルス(米国)
6.チューリヒ(スイス)
7.ジュネーブ(スイス)
8.サンフランシスコ(米国)
9.パリ(フランス)
10.コペンハーゲン(デンマーク)
10.シドニー(豪州)
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