故人の契約済み定額制サービス解約する方法と心構え
遺族の立場から、亡くなった故人が残した定額制サービスの契約や支払いは具体的にどのような対応が最適なのか検証します。
最も最適なのは、すべての定額制サービスの詳細を調べて、それぞれに沿ったやり方で解約や引き継ぎを進めていくのが無難です。
しかし、多くのサブスクや定額制サービスを利用している故人の場合であれば、すべての契約を正確に把握するのは難しいです。
死後には遺族に請求を継続する業者への対策としては、クレジットカード払いの利用があります。
支払いを纏めておけば、死亡後にクレジットカードを止めるだけで一括して支払いを停止できます。
NetflixやAmazonなど海外の大手サブスクはサポートから家族による死亡を確認できる場合の解約に対応しています。
一方で、家族の対応が難しい場合もあるので、クレジットカード払いの停止で定額サービスを止める方法もあるというのを忘れないでおきましょう。
ケータイ大手4社は死亡確認書類と本人確認で解約できます。
TwitterやFacebookなどのSNSも親族の確認で停止や削除の対応をしてくれます。
ちなみに、iPhoneなどのApple IDと、Googleアカウントの有料契約はクレジットカードの停止でも止められます。
しかし、死後に家族がデータを取り扱う場合は生前にアカウントの設定で死後の管理者を指定する必要があります。
Apple IDやGoogleアカウント、通信キャリアの月額支払いにまとめられたサブスクなどは、支払料金の流れから紐づいている先を個別で探すのは不可能に近いです。
各々の契約が判明したとしても、故人のアカウント名を探し当てて、解約の窓口サービスをそれぞれ調べて、必要な書類などを一式そろえるとなると気が遠くなる作業です。
はっきりいって、定額制サービスの運営側が要求してくる手続きを遺族が遂行するのはぼ無理な花です。
そうなると、今の段階では地に足着いて、長丁場になるのをある程度は覚悟して貫徹していくことになりそうです。
1.遺品整理している最中に特定できた定額制サービスは、すべて解約や名義変更などの手続きをする。
2.口座の凍結やカードの退会を済ませる。
3.退会を済ませた後、郵送などので請求が届くのを視野にいれて、事ある毎に個別に支払いや解約などを行っていく気持ちで対峙する。
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