金持ち企業ランキング!首位「任天堂」の理由、大幅ダウンはどこ?
リスクモンスターによる「金持ち企業ランキング 特別版(中間決算)」の調査結果が興味深いです。
当該調査は1月12日時点で開示されていた2020年4月期決算以降の中間決算に関して2471社を対象にしました。
現預金から短期借入金・長期借入金、社債、1年以内返済の長期借入金、1年以内償還の社債、割引手形を差し引いた「NetCash」を比較検証しています。
気になるランキングの首位は「任天堂」(NetCash 9926億円)です。
スマホゲームの台頭で危機感強いという噂を打ち消すほど強い。
コロナ前から業績を伸ばしていた。
コロナ禍でもスイッチや「あつまれどうぶつの森」(あつ森)の大ヒットで業績好調です。
決してゲーム関連企業がすべて良いわけでないですが、任天堂が強いのが気になります。
任天堂が幾度も苦境に陥った経験があります。
何度も復活してしているのは、潤沢な資金を活かして研究開発に投資し続けたという意見もあります。
2位からは「信越化学工業」(8029億円)、「SMC」(5761億円)、「キーエンス」(4878億円)、「セコム」(4136億円)、「ファナック」(4022億円)、「セブン&アイ・ホールディングス」(3491億円)、「シマノ」(2724億円)、「小糸製作所」(2378億円)、「大正製薬ホールディングス」(2371億円)がランキング上位10社となりました。
「ニトリHD」は前回25位から11位に大幅ランクアップ
10位以降、「ニトリホールディングス」(2273億円)、「ローム」(2187億円)、「ホシザキ」(2125億円)、「オムロン」(2091億円)、「メディバルホールディングス」(2075億円)、「東京エレクトロン」(2039億円)、「日揮ホールディングス」(1873億円)、「大塚商会」(1841億円)「アルフレッサホールディングス」(1744億円)、「リンナイ」(1690億円)と続き、上位20社のうち13社が製造業となった。
前回上位20社と比較すると、「ニトリホールディングス」は前回25位から11位に大幅ランクアップしました。
「東京エレクトロン」は26位から16位と飛躍しました。
業績好調を背景に安定したキャッシュフローを構築して、NetCashを増加させている。
一方、コロナ蔓延によって一時休業した「オリエンタルランド」は前回20位から57位となってしまった。
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