医療崩壊の危険間近?コロナ戦う医療従事者の悲鳴と裏事情
新型コロナウイルスの第3波といえる感染再拡大で、医療現場は深刻さを増しています。
関係者は「医療崩壊」という最悪のシナリオに危機感を募らせている。
医療従事者は新型コロナの対応に追われて、通常業務とコロナ対策に多忙を極める日々を過ごしています。
食事するときもスタッフ同士距離をとってお通夜のように静かに食べているそうです。
気晴らしの外出さえ気がとがめるとは大変ですし、外食や飲み会もできないままで病院と自宅を行き来するだけで出勤している。
医療機関で働いている人たちにとって、一歩外に出れば自由に出回って外食したり、旅行に行っている人をみかけると、羨ましいと感じるのも無理もないです。
コロナ感染者が増加する中、各自治体は病床確保の必要性に迫られ、専門病院や臨時病棟の開設などを試みている。
ただし、どの医療機関も実際の対応への懸念を抱える。
患者が増え続ければ、病床が不足するのは想定内だと叫び続けています。
重症患者専用の臨時病棟の運用を始めた病院の担当者は困惑しているそうです。
院内感染したことある病院では、別棟での治療に専念する態勢を整備しようと頑張っています。
簡易施設はICU機能を持つ重症用個室、重症~中等症向けを設置したり、人工呼吸器も設置しています。
しかし、開設直後からベッドはどんどん埋まり、入院患者は増え続け重症用個室も満員になってしまいそうだという。
臨時病棟で対応している看護師などを投入しているが、入院患者の増加に歯止めがかからなければ、本院から人員を投入する必要に迫られる。
急増段階から準備のときに早々に退職している医療従事者もいます。
こういう医療従事者が感染ではなく離脱することもこれから全国的に起こるかもしれません。
医師・看護師が離職している病院も少なくないと思います。
終わりの見えない仕事が増え続けているのに、賞与が減額されてしまう。
出口の見えない中で感染の恐怖や家族の事を考えると、仕事を即刻にやめたくなる医療従事者が増えているのも理解できます。
政府や行政は最前線の現場を積極的に視察し続けてほしいです。
人手不足で、医療崩壊はすでに始まっています。
防護服を着て24時間戦っている現場に足を運んでほしいです。
国はきちんと現実を受け止め、一刻も早く手を打ってほしいです。
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