ゲーセン閉店加速の裏事情!セガ撤退、コロナ感染リスクで経営悪化
新型コロナウイルスの感染拡大でゲームセンターの苦境が続いている。
大手のセガサミーホールディングス(HD)はゲーセン運営から撤退決定という激震が走りました。
外出自粛などの影響で、秋葉原や新宿などの都内有名店さえ閉店ラッシュとなってしまった。
ゲーセン市場は、店舗数が減少する中で経営改善を続けていたのですが残念な結果になってしまった。
各社は消毒などの感染防止対策を徹底するなど、客足を戻そうと必死だ。
セガサミーHDは、娯楽施設を運営する連結子会社セガエンタテインメント(東京都大田区)の株式の85・1%を遊技機器のレンタルを手掛けるジェンダ(東京都千代田区)に譲渡すると発表した。
セガサミーHDはゲーセンの活用が期待されるeスポーツ事業は継続し、ゲーセンの通信設備を応用した次世代のゲーム配信技術などの研究開発も続けるという。
特に繁華街の経営悪化が深刻です。
セガは8月末、秋葉原のシンボルだった「セガ秋葉原2号館」を閉店し、「アドアーズ秋葉原店」も営業を終了した。
新宿・歌舞伎町の大型ゲームセンター「新宿プレイランドカーニバル」も終焉してしまった。
やはり密空間で使いまわし、会話も多い環境というのはコロナは逆風です。
ゲームセンターは自分の技を披露する場。
自分がプレイする後ろに見物客が連なるのが何よりも快感。
Youtubeという別の観戦できるところができて、ゲーセン需要が衰退しコロナが止めを刺した形になってしまった。
新型コロナウィルス感染拡大を考えると、クラスター感染のリスクが高いです。
また、ゲームセンター自体はコロナ禍だからというよりも、それ以前から採算性は悪かった。
ある意味でセガの長く続く撤退戦の一部というか。
ですので、やはり新しいものを生み出す事ができなかった事の代償というべきなのかなと思います。
当然ここからどのように巻き返すかということが経営においては大切ですし、是非ここから立ち直って欲しいと思います。
ゲーセンの場合は、ゲーム機で遊んだ後すぐに消毒するという対応が難しいでしょう。
また、スマホゲームなど代替商品があるので、ゲーセンに行かなくとも済むような時代になってしまいました。
ゲームセンターは、アプリゲームやオンラインゲームがネット回線で繋がれることによってプレイできるので、コロナ逆風が加速して追い込まれたという構図が致命的な打撃となっている。
今後ともゲーセン市場の苦境は続くでしょう。
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