ヤフーブランド使用権取得!技術ライセンス確保しZHDグループ躍進
Zホールディングス傘下のヤフーは7月5日、「ヤフージャパン ライセンス契約」に必要だった基本契約を締結したことを発表しました。
PayPayを強化する最中で、Yahoo!がどうなっていくのか注目されていた矢先に権利取得ということです。
今までの契約では米国のプロバイダー「Yahoo」を保有するVerizon Mediaにライセンス料を支払っています。
今回の新しい契約では1,785億円を支払うことでヤフーは下記の権利を得ます。
Yahoo!およびYahoo! JAPANに関連する日本での商標権の取得!
従来の技術ライセンスの対象一式を永久に利用する権利と関連するサポートの取得!
ZHDグループ内での日本におけるブランド使用および技術の利用!
結果として、ロイヤルティを支払うことなく、関連する商標・技術などが利用可能になります。
ZHDグループ全体でもブランドの使用や技術開発に関する自由度が高まり、より機動的な事業展開が可能となるとしています。
PayPayへの投資を行い、代替策を駆使してYahoo以外のブランドを取得したことで交渉が進展できたのかもしれません。
Yahoo!ブランドは利用料が必要だったので、「paypay」ブランドに積極的に投資してシフトしていくのかという声もありました。
しかし、日本での商標権の取得によってその制約がなくなり、やはり日本では「Yahoo!」ブランドが強いということでしょう。
ライセンスの制約に縛られないで、ブランドが使える事で相当にやすくなっています。
ブランドもさることながら、技術ライセンスを確保できたのはかなり大きなメリットとなるでしょう。
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