Z世代の研究必須!日本企業が世代論とマーケティング戦略が重要
国によって、都市か地方によって、世帯年収によって、同じZ世代でも何が違うかを明らかにすることがマーケティングには求められる。
変化がゆっくりしていた時代は世代間の違いも大きくなかった。
今は変化のスピードが速いので5年単位以下で行動や思考パターンが違うグループとなる。
ターゲティングの際、世代間の違いを理解することはとても重要です。
他のデモグラフィックでセグメントしてみるのも面白い。
日本とグローバルという区分は正確ではないし、各国それぞれに違います。
それでも、企業の海外戦略を検証すると「海外事業部」「グローバル戦略部」ほか、日本とそれ以外の分類が当然でしょう。
日本もグローバル化の一員ですから、アメリカやシエラレオネと同じくらい独特。
日本だけを特別だと考えすぎると、海外市場で勝負するのはとても困難です。
海外にも日本人的な考えを持つ人も多くいます。
しかし、データとして平均を取ると差が出てしまいますし、その価値観に出会ってない人には知らないがために答えられない、というジレンマが生じている気がします。
米国ではミレニアル世代やZ世代というような切り口としたマーケティング戦略が研究されています。
一方、日本では世代の定義が不明確です。
マーケティングで世代論が語られることもそれほど多くない。
Z世代の消費が増えてくるなら、市場調査やマーケティング戦略を行うマーケッターは理解する必要があります。
しかし、Z世代の特徴はマスメディアにあまり影響されないし、自分の関心に合わせて情報を取捨選択するので、価値観を掴むのは難しいです。
いずれにしても、マーケティングで世代論を検証するのは有効なのに、日本企業はもっと研究すべきテーマの一つでしょう。
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