紙製ストロー提供やめる店の理由!飲み心地意見やバイオマス素材など置き換えの本音
ガスト、ジョナサン、バーミヤンなどを展開するすかいらーくHDは、2022年1月からバイオマスストローを紙製ストローに順次置き換えました。
小売大手イオングループ各社も2022年4月から順次、店頭で無料配布していたプラ製ストローを紙製に置き換えている。
一方で、日本の消費者の間では紙ストローに対して、得意よりも苦手な人が目立っています。
2022年10月にマクドナルドが紙製ストローの全国導入した際には、ツイッター上で「紙ストローは勘弁」「紙の味がする」「ふやける」などの懸念な意見が相次いでいました。
マクドナルドは紙製ストローを発表したときには、「紙製の特性上、長時間使用や飲み物をかき回した場合に形状が崩れることがあります」と注釈付きで説明している。
また、紙製ストローを導入したとしても、その後に紙ストローの提供をやめたチェーンもあります。
紙製ストローの提供を取りやめ、バイオマス素材を用いた樹脂製ストローに変更した理由について、お客様から『飲みづらい』や『においが気になる』『時間が経つと飲みづらい』などのご意見を多数頂いたことによるものです。
バイオマスストローへの変更後は、消費者から「飲み心地」を指摘する声はなくなったという。
ストローに関していえば、プラ製(ポリプロピレン)であってもポイ捨てをやめて、リサイクル処理に回せば問題ではないと認識しています。
紙でできているなら処理としては焼却処理だと思いますが、セルロースを燃やせば二酸化炭素が発生するので、温暖化には良いとはいえないでしょう。
ポリプロピレンを燃やしても二酸化炭素は発生するので、焼却処理するのであれば、プラ製も紙製も環境に与える影響は最良だとは言い切れないです。
プラ製であることの問題点は、無造作にポイ捨てして海洋ゴミにしてしまうことです。
店内での飲食で提供して店舗が回収するのであれば、プラスチック製であっても問題ないと思われます。
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