車内放置の子供死亡!誰もが起きる事故の理由と親非難するより予防の徹底
在宅勤務中の父親が次女を車に置き忘れ、約7時間放置された次女が死亡する事故があった。
父親は県警に「仕事が忙しくて頭がいっぱいだった」と話し、朝に長女を小学校に送った後、次女を「保育園に預けるのを忘れていた」とも話しているという。
子どもや孫が車の死角にいるのに気づかないで自宅の駐車場で轢いてしまったなんて話は毎年聞きますが、当事者は本当に本当に苦しいと思います。
この悲しい事故に対し、ネットでは、父親を責める論調のコメントも多い。
しかし、小児科医のある先生によると、「このような事故は、誰にも起こりうる」と断言したのが気になります。
『私は絶対にしない』『するわけがない』と思っている人ほど注意が必要とのコメントされていました。
一番悔やんでるのは父親だろうし、赤の他人が「こんな事あり得ない!」とか責め立てるのは違うと思う。
不幸に追い討ちかけるような真似する必要はない。
■大きなストレスで記憶は抜け落ちる
車内放置が原因で亡くなったケースのうち、仕事や買い物の間、子どもを車内に待たせていたケースの他に「車内に子どもを忘れた」というケースもあるとは驚きます。
気分がひどく落ち込んだ状態、幸せな状態、あるいは、多大なストレスがかかっていたりすると、人間の記憶は抜け落ちてしまうことがあるそうです。
そんなことはない!と自信ある人ほど危ないそうです。
子育てしながら仕事と両立させていたり、何人もの子どもの世話している場合、同時に複数の課題を処理しなければならない『マルチタスク』状態となります。
こんなときほど、うっかり忘れが起きやすいです。
後部座席で寝ている子どもの存在を忘れてしまうようなことが起きうるそうです。
ストレスが記憶に与える影響を調べた海外の研究によると、「ストレスは作業記憶(短い時間、情報を一時的に保ちながら,複数のことを同時にこなす能力)に影響を及ぼす」と結論づけている。
■工夫が必須
人間の認識したうえで、事故の予防を考える必要があるのです。
「気をつけてください」という注意喚起レベルだけでは解決しない問題だということです。
事故を未然に防ぐための工夫を意識して日常生活に取り入れることが大切です。
例えば、貴重品など大事なものを後部座席に置いて、車を離れるときには必ず後部ドアを開ける習慣をつけるなどの方法が有効です。
指差し確認がオススメです。
自分も忘れっぽいですが、車降りたら前方席、後方席、トランクを指差し確認してます。
置き忘れくらいなら、防止になると思います。
子供と公園に行った帰りに、今日は何人で来て、車に乗っている子供の人数が合っているや、忘れ物が無いかなど、指差し確認しています。漫然確認にならず、すごく役立っています。
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